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コンテンツマーケティングのビジネス成果への貢献度を見える化する、KPI設定&効果測定の秘訣

ユーザーとの長期的な関係構築のプロセス全体を可視化する

 コンテンツ閲覧後すぐにコンバージョンしない場合も、ユーザーの興味関心が高まった段階で別の経路でサイトを訪問してアクションに繋がれば成果とみなすことができます。つまり、長期的な関係構築を目的とするコンテンツマーケティングの意義と一致するのです。

※補足:アトリビューション分析は事前に「ユーザー行動仮説」を立ててから実行することをおすすめします。詳しくはこちらの記事をご参考に。

 このコンバージョンデータの計測には、何かしらのツールを用いることになるのが一般的ですが、「さまざまな訪問ルートを網羅的に捕捉する」機能が備わったツールが適切でしょう。というのも、ユーザーはコンテンツマーケティングの一環として提供した情報に接触した後に、別サイトのバナー広告を経由するかもしれません。また、リスティング広告やお気に入りから再訪するパターンもあるでしょう。単純なアクセス解析ツールでは、ユーザーごとの接触履歴が確認できないため、それらの情報が把握できず、正しく効果を計測することができません。

 ビービットが提供する広告効果測定ツール「ウェブアンテナ」は、コンテンツマーケティングの成果を、広告やSNSによるマーケティング施策やユーザーの主体的訪問経路と連結して計測・把握することができます。つまり、潜在顧客の注意を引き興味・関心を持ってもらい、検討を踏まえて意欲が高まりアクションを起こすというマーケティングのプロセス全体を可視化できるのです。時間軸を踏まえてユーザー行動を長期に追うことで、コンテンツマーケティングの成果を把握するが可能になります。

ユーザー行動を長期に追うことでコンテンツを正しく評価できる

 では、もう一歩進んだ段階に進みましょう。コンテンツマーケティングで提供する情報をカテゴリごとに数値測定し、仮説を立てた上で顧客への貢献パターン(例:潜在層が短期に複数回接触しやすいコンテンツ、検討層が1週間以内にアクションしやすいコンテンツ、など)を把握し、広告クリエイティブやサイト内導線の改善、新規コンテンツ開発に役立てているケースもあります。

コンテンツごとに、貢献の仕方と実数を評価する

 さて、ここまではコンテンツマーケティングに関するよくある悩みについて回答してきました。そして次に、ビービットが考える「コンテンツマーケティングのポイント」について、一般的な言説と比較しながら解説していきます。ここで大切なのは、実施する企業自身が言葉を定義して自覚を持って進めていくことです。

コンテンツマーケティングの成果、きちんと計れていますか?

時間軸を踏まえてユーザー行動を長期に追い、コンテンツマーケティングの成果を把握しよう!
ビービットが提供する広告効果測定ツール「ウェブアンテナ」の情報はこちら。

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ユーザーは、自分に役立つ商品やサービス情報を待っている

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この記事の著者

三宅 史生(ミヤケ フミオ)

ソフトウェア事業部 責任者
東京大学工学部卒業後、2006年より株式会社ビービットでユーザビリティコンサルタントとして企業サイトの戦略策定、ユーザビリティ評価、サイトリニューアル、ログ解析に従事。クライアント企業は人材、金融、飲料、電機、SNS、ECなど多岐にわたる。過去のコンサルティング経験を基に「企業がツールを正しく活用して常に成果を上げ続けるため方法論」を構築し、人材、金融、飲料、電機、ECなど多岐にわたる企業への実績を残す。広告効果測定ツール「ウェブアンテナ」のサービス副責任者を経て、2013年より現職。

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※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2015/07/08 11:00 https://markezine.jp/article/detail/22571

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