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モバイル戦国時代を制覇する!mobidec2007詳細レポート

携帯メールを使った検索メディア『@MTAP』の今後


 「携帯メールを使った検索メディア『@MTAP』の今後」のテーマで登壇したのは、同サービスを提供する、株式会社アイ・ウェイブ・デザインCEOの長橋大蔵氏。冒頭で@MTAPを「ケータイのメール機能にフォーカスした情報検索サービス」と位置づけ、その特徴について解説した(この記事はmobidec2007のセッションレポート記事です。

@MTAPの検索方法 ~ブラウザではなくメールで~

 @MTAPとは、ケータイユーザーがメールの件名に「化粧水」など探したいキーワードを入れてメールを送信すると、キーワードに応じたコンテンツや商品購入ページなど、詳細ページにつながるリストを取得できるサービス。「ブラウザを開くことなく、メールで欲しい情報をピンポイントに検索できる。パケット代の節約にもつながる」とも。

株式会社アイ・ウェイブ・デザイン CEO 長橋大蔵氏

 @MTAPの具体的な検索方法は以下の手順となる。

  • 1. ユーザーはメールを起動。指定の宛先と、件名に「調べたいキーワード」を入力してメールを送信
  • 2. @MTAPのデータベースに格納されている顧客データから、キーワードに応じたリストを検索結果として返信
  • 3. ユーザーがリンク先をクリック
  • 4. 企業サイトなど、顧客のサイトへアクセス

 現在、展開しているのは、オークションやコミック、ゲームなどのカテゴリ。カテゴリごとにアドレスは異なり、ユーザーはあらかじめ調べたいカテゴリを決めてから、キーワード入力を行う。「検索結果に表示されるデータベースを提供するクライアントは、着うたなら『music.jp』といったように、それぞれのカテゴリの代表となるメディアと提携している」とも長橋氏は強調。

 また、ユーザーが入力するキーワードも、例えば歌手の倖田來未なら、若年層が使用する愛称「くーみん」でもヒットするようにするなど、欲しい情報が正確に・より多く表示されるよう「検索キーワードのバージョンアップは怠らず、情報のコンシェルジュとして努力している。よりヒットしやすくすることでユーザビリティの向上に努めている」とも打ち明けた。

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この記事の著者

大正谷 成晴(オショウダニ シゲハル)

1973年生まれ。フリーランスライター・エディター。2001年よりビジネス誌を中心に活動を開始。現在に至る。趣味はサイクリング、料理、投資。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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2008/02/27 15:15 https://markezine.jp/article/detail/2350

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