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第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

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CVR5倍、売上2倍を実現した動画メールの仕掛け人に聞く、新たなメールマーケティングの形

動画メールがもたらす4つの効果とは

――動画メールの主な効果を教えてください。

 「興味喚起」「クリック率(CTR)」「直帰率」「コンバージョン率(CVR)」のいずれかに良い影響を与えられると考えています。

 まずは、「興味喚起」ですね。メール内で動画が自動再生されることによりユーザーの視線を捉え注目を集めることができます。動画によって与えられる印象は、ブランドイメージの形成にもつながると考えます。次に「クリック率(CTR)」ですが、限られたレイアウトスペースで多くの情報量を伝えることができる動画は、さらなるユーザーの興味・関心を刺激し、サイト誘導のフックとなります。結果的にCTRの向上に寄与します。

クリックで拡大

  そして「直帰率」、これはメール内ではなくサイト誘導後の効果ですね。動画を見て興味を持った人がWebサイトを訪れることで、より深い情報が知りたいというモチベーションでWebサイトを見てくれる可能性が高くなり、結果的に直帰率が下がるというワケです。最後は「コンバージョン率(CVR)」。これは、動画広告の例にもありますが、動画を見ていない人に比べ、動画を見た人は商品の認知度や購買力が高まると言われています。動画によりユーザーのブランドロイヤルティを高めることで、売上げの向上に寄与できるのです。

 これらの指標が向上できるということは、マーケティングファネルすべてに対応できるといっても過言ではありません。もちろん、目的に合わせたクリエイティブの設計あっての話だとは思いますけどね。

動画メールでCVR5倍・売上2倍の事例も

――活用事例があれば教えてください。

  リリース後、業種業態を問わず様々な企業に採用いただき、成果も上がってきました。例えば、アパレルブランドのMARK STYLERさんの場合、動画のあり・なしでABテストを実施したところ、コンバージョンで5倍、売上で2倍という結果が出ました。

 このときは、期間限定セールの案内だったのですが、動画が入っていることでユーザーの高揚感をあおり、セール情報を見てみようという動機を後押ししたのではないかと思います。

 また、動画には任意のURLを設定できるので、動画から誘導したいWebページへ遷移させることも可能です。

――ECサイト以外での事例はいかがですか。

 集英社さんが発行している雑誌『UOMO』の10周年記念の特設サイトで複数の広告主とコラボした動画を公開した際、特設サイトの告知用に動画メールを採用いただきました。ラグジュアリーブランドとコラボした動画を配信したところ、CTRはもちろん、特にWebサイトへ誘導してからの回遊率の高さに好評価をいただくことができました。

 メールの効果というと、CTRばかりに目を向けがちだと思うのですが、それだけでなく直帰率も併せて見ていただくことで、動画メールの効果を正しく評価していただけると思います。

 また、個人的に面白いと思ったのは、動画制作会社のCROSSCOさんの事例ですね。BtoB向けのメールというと情報発信のツールに偏りがちなイメージですが、動画メールによるエモーショナルな表現が相互コミュニケーションのきっかけにもつながったということです。動画制作会社だったので制作のノウハウを持っていたことも要因の一つかもしれませんが、クリエイティブ次第ではBtoB向けのビジネスを行っている企業でも活用の可能性があるということがわかり、私自身とても勉強になりました。

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この記事の著者

野本 纏花(ノモト マドカ)

1983年生まれ。成蹊大学経済学部卒業。大学卒業後、大手IT企業にてレンタルサーバーサービスのマーケティングを担当。その後、モバイル系ベンチャーにてマーケティング・プロダクトマネージャーを務める傍ら、ライター業を開始。旅行関連企業のソーシャルメディアマーケターを経て、2011年1月Writing&Marketing Com...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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2016/02/09 12:00 https://markezine.jp/article/detail/23833

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