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ひよっ子メディアが自腹で挑戦!コンテンツサイトのスポンサードサーチ活用法

2007/12/27 14:00

検索連動型広告によるメディアサイトのプロモーション事例をご紹介します。事例となるのは、小社が今年10月にオープンしたマネー関連の情報サイト『MONEYzine』。限られた予算で、はたして、どれだけの読者を獲得できるのか?

※2013年1月29日よりYahoo!リスティング広告はYahoo!プロモーション広告に名称変更しました。

「インプレッション」にも効果がある

【MONEYzine(以下、YZ)】 今までは、寄稿してくださる方のブログや、ソーシャルブックマークをきっかけに知っていただく、いわば、自然発生的な認知度・アクセス数の向上を目指していたのですが、今回新たに始めた投資関係の情報サイト『MONEYzine』では、ブログやブックマークサービスに馴染みのない読者にも広くアピールする必要があると考え、広告プロモーションを検討することにしました。その第一弾として選んだのが、検索連動型広告です。

セプテーニ 山口裕之氏(以下、山口)】 EC、不動産、人材、ゲームなど、有形無形を問わず何らかの商材を扱うサイトでは、スポンサードサーチをはじめとする検索連動型広告への出稿が一般的になりました。しかし、ニュースやメディアといった情報発信型のサイトにおいては、出稿はまだまだ少ない状況です。
 比較的よく聞くのが、SNSなどのコミュニティサイトが、「メンバー登録」をひとつの成果として測りながら出稿する事例でしょうか。また、メディアサイトの場合も、イベントの告知や特集ページへの集客など、特定のコーナーへの誘導に用いるケースが多い印象です。
 広告による収入が柱となる媒体社の場合、検索連動型広告が生み出すトラフィックがそれぞれの時点でもたらす成果は、

①インプレッション …… 認知度向上・ブランディング
②クリック …… サイト訪問者数とそこから生まれるページビュー(PV)
③コンバージョン……メンバー登録やサイト内の広告へのアクション

 このように分けられます。このような分類は、バナー広告などにもあてはまりますが、インプレッションの時点でキーワードによってユーザーが絞り込まれていること、クリックやコンバーションの単価が明確で、しかも比較的安価であることなどが、検索連動型広告の特徴です。

【YZ】 なるほど。実は、上で言う②のクリックについて概算したことがきっかけで、検索連動型広告への出稿を考えました。
 媒体の運営でひとつの指標としてるのが、1PVあたりの売上と粗利なのですが、そこから計算して、約10円@PVで新しい読者に読んでもらえるなら、立ち上げ期の施策としてはアリだと判断しています。既存の媒体から推計すると、読者は1回の訪問で3~4ページ程度は読んでいますので、クリックあたりの予算としては30円~40円になります。
 例えばオーバーチュアのスポンサードサーチでも、9円から出稿可能だと聞いていたので、もしかしたら我々のようなサイトにも有効かと考えたんです。

【山口】 そうですね。ただ『MONEYzine』は株式投資やFXなど、金融に関する情報を扱うサイトですから、キーワードの検索需要は高く、順位を上げて露出を増やそうとすると、価格も高くなる傾向にあります。そう考えるとCPC=30円~40円の設定は厳しいといえなくもないのですが、組み合わせの工夫や、ひとつひとつの記事に固有のキーワードへの入札などによって、いいバランスが見つかるかもしれません。
 また、意外と軽視されがちなのですが、クリック以前のインプレッションにも、媒体の名前を認知してもらえるという効果があります。これは、新しいサイトにとっては大事なことです。特に最近は、オーバーチュアのコンテンツマッチは強化されており、比較的安価でインプレッションを大きく後押しできますので、こちらも有効だと考えています。


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