キャンペーン概要
時期:2016年
国名:ベルギー
企業/ブランド:Nivea
業種:美容
キミは友人・知人にワキが臭いますよと言えるか
すっかり私たちの生活の一部となったスマートフォン。友人知人の近況をチェックするアイテムであったり、大切な画像や動画を撮影したり保管するものであったり、時計や目覚まし時計代わりであったり、多くの機能を兼ね備えています。
ドイツに拠点を置くスキンケアブランドのニベアはさらに“男性の臭いを嗅ぎ、臭いレベルを判定する”という、いわゆる“人間の鼻”代わりとしての役割を果たす新機能をスマートフォンに付加しました。
他人の臭いはわかっても、自分自身の体臭を嗅ぎ分けるのは難しいものです。他人から指摘されない限り、なかなか自分の臭いに気づく人はいません。一方、“ちょっと臭いな”と思っても、指摘すると角が立つ可能性も……。臭いを気づかせてくれる人もいないのが現実です。
そこでニベアが、ベトナム企業と開発したのが、“臭いを嗅ぎ、臭いレベルを通知してくれる”アプリ、その名も「NOSE」です。
用意するものは2つ。「NOSE」アプリと、臭いを嗅ぐセンサーが内蔵されている専用スマートフォンケースです。
使い方は至って簡単。まずは「NOSE」アプリを起動して、スマートフォンをわきの下に当て“臭いを嗅いでもらう”だけ。
スマートフォンケースに内蔵されているセンサーが、わきの下付近の空気中に含まれる化学物質を検出し、それをデジタルデータに変換し、アプリに送信します。
アプリは、あらかじめ蓄積されている男性4,000人の臭いデータと送信されたデータを照合し、臭いレベルを判定し、結果をスマートフォン画面に表示します。
表示される結果は、“臭いOK”、“そろそろ臭い対策を”、“臭いレベル危険!大至急シャワーを”の3種類。
アプリはニベアのオンラインサイトに遷移するように設計されており、臭いレベルが“危険”な人は、臭いを抑える商品を即座に購入することができるようになっています。
「NOSE」アプリは現在ベルギーのみでリリースされていますが、数か月後には他の国での導入も予定されているとか。男性の臭いレベルを嗅ぎ分け、通知してくれるというスマートフォンに“鼻”としての新たな役割を付加した新アプリでした。
動画はこちら
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記事転載元:AdGang