事後処理(3) 順位変動の後ろ向きの解決策
日本では、世界の趨勢とは違ってYahoo!のトラフィックが大きい。よって検索エンジン対策のビジネス的価値は、GoogleよりYahoo!の方が高いということになる。
アメリカでは、Yahoo!のSEOは沈黙に等しいほど盛り下がっている。しかも米Yahoo!管轄のYSTに、日Yahoo!の独自処理が加わっているので、情報の絶対量が不足しさらに不明の事象が増加されているのである。要は非常に分かりにくいということである。
その価値が高いYahoo!がおかしい更新を繰り返していて、アルゴリズムが循環しているごとくである。つまり、もし放置していたなら、サイトの順位は上がったり下がったり、上がったり下がったりを繰り返す。
よって、Yahoo!対策のひとつの選択肢は、もし1ページ目の時があったなら、もうサイト更新とかSEOの強化は止めて、Yahoo!の風に身を任せることである。常に風向きが変わり、順風と逆風を繰り返すのである。乱高下を受け入れるのも一興である。
また、多少SEOの傾向を違えて複数サイトを運営することである。ある時はAサイトが1ページ目、次の更新ではBサイトが、またまた今度はCサイトが、ということである。これらはクロスリンクさせずに、それぞれ別個に存在させておくことがベストである。万が一の時にも巻き添えを食わないためである。
最後は、理不尽なYahoo!を捨てて、はるかにまともなGoogle対策の一本に絞ることである。そもそもリピーターも想定せず、検索エンジンからの新規顧客の呼び込みにすべての売上と利益を依存するという状態こそ、ビジネスとして異常極まりない。まして、不安定なYahoo!が集客のほとんどであるならば、博打で生活費を稼ぎ一生を過ごすようなものである。
大人のビジネスとして、あらゆる事態を想定してリスクヘッジするべきだろう。

 
                    
                     
                    
                     
                    
                     
                    
                     
                    
                     
                    
                     
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                    
                                     
                                    
                                     
                                    
                                     
                                    
                                     
                                    
                                     
                                    
                                     
                                
                                 
                                
                                 
              
            