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動画マーケティングの最新情報・成功事例を紹介!「動研」出張版

「体験しないと伝わらない」を動画が解決 スマホ学習塾アオイゼミの動画活用事例

 ライブストリーミングサービスを特徴とするスマホ学習塾アオイゼミ。未体験の方にも動画という形式で追体験できるようなコンテンツを作りたいという思いから動画を制作しユーザーマーケティングに活用。ターゲットとなる生徒さんからの共感を多く集め、イベントなどでも聴衆の注目を集められるようになり、動画マーケティング戦略に成功している(本記事はViibarが運営するメディア「動研」に掲載済みの記事を再編集して掲載)。

ライブ授業の疑似体験を動画で再現したい

Viibar:まずはじめに御社の事業内容を簡単にご説明いただけますか。

葵:2012年3月に創業した株式会社葵は、スマホ学習塾「アオイゼミ」を運営しています。アオイゼミは、ライブ授業が毎日無料で学べる中高生向け学習サービスです。スマートフォンやタブレットからも気軽に受講できるため、3,000人以上が同時受講する日本最大級のライブ授業となっています。

株式会社葵 代表取締役 石井 貴基氏(写真右)
北海道出身。2009年福島大学卒業後、リクルートに入社。2011年にソニー生命保険に転職し、ファイナンシャルプランナーとしてあらゆる世帯の家計コンサルティングを行う。その際、家計における教育費の高さに課題を感じ、2012年3月に株式会社葵を創業。無料で学べるスマホ学習塾アオイゼミをリリース。現在は25万人以上の学生が利用中。

同社 執行役員COO 益田直幸氏(写真左)
1999年早稲田大学卒業後、エニックス(現スクウェア・エニックス)に入社。2007年にリクルートでWebプロデュース、マーケティングを、2011年よりソニー・コンピュータエンタテインメントにてネットワークサービスの事業企画などに従事。2016年1月より現職。マーケティング、事業開発、営業企画、広報を担当。

Viibar:起業する前から映像を扱ったご経験があったのでしょうか?

葵:弊社を起業する前は住宅関係の広告や生命保険の営業をしておりまして、映像に関わる仕事はしたことがありませんでした。ですので、マーケティングのために動画を活用するのも今回が初めてです。

Viibar:今回、なぜ動画を活用しようと思ったのか、教えていただけますか?

葵:まだアオイゼミを利用していない方向けにサービスを説明する際、体験しないと伝わらない部分をなんとか伝えたいと思ったのがきっかけです。

 弊社のライブ授業は、授業を受けたことのある生徒さんからは「楽しい」、「本当にみんなと一緒に、教室で勉強しているみたいだ」、「先生がその場にいるみたい」、「本当の塾みたい」といったお声をいただくのですが、それを未経験の方に言葉で伝えることに課題を感じていました。動画という表現の幅が広いツールを利用することで、そのモヤモヤ感が解消できるのではと感じていました。

Viibar:なるほど。ちなみに動画以外で表現することも検討されていたのですか?

葵:漫画やユーザーインタビューなども検討しましたが、アオイゼミはライブストリーミングサービスなので、動画という形式で追体験できるようなコンテンツを作りたいという思いから、実写の動画コンテンツを作ろうという結論に至りました。

Viibarを選んだ決め手はクリエイターの提案力

Viibar:動画を使ったマーケティングをご検討される中で、Viibarを選んでくださったきっかけはなんだったのでしょうか?

葵:クリエイターさんの提案力が決め手でした。正直に申し上げますと、初めは他社に制作を依頼するつもりでした。相見積もりを取る意味でViibarさんに声をかけさせてもらったのですが、その時に出てきた提案のバリエーションと、今回の制作をご一緒させていただいたクリエイターさんの提案の質の高さで心変わりしました。

 僕は元々営業をやっていたので、提案をいただく際に弊社のサービスを本当に理解してくれているかどうかを非常に重要視しています。Viibarのクリエイターさんは実際にアオイゼミを使った上で提案してくださっており、他社の提案と比較するとサービスの本質に踏み込んでいる感じがちゃんと伝わってきたんです。正直他社では、実際にサービスを使ってみて提案してくださるところはありませんでした。

 かなり踏み込んだ内容の提案をいただけたこと、そのような提案のできる質の高いクリエイターさんがいるという点で、Viibarさんしかないと思いました。

Viibar:とても嬉しいお言葉、ありがとうございます。では、動画制作時、当社のオンライン動画制作ツールを利用していただきましたが、それについて感じた点を教えていただけますか?

葵:一言で言うと「ハイテク」でした。最初に使った時からすごい! と感じました。プレビュールームでは動画に直接枠線が引けて、「ここの色がちょっと」みたいなことが描けるのには本当に驚きました。

 実際に動画に書き込むことで動画制作の経験がなくても指示出ししやすいんです。「ここのこれがこんな感じになったらいいのになぁ」というような言葉だけではなかなか伝わらない、共有しづらい点についても、とても指示しやすく、コミュニケーションロスがないなと。あとはデータのアップロードが速くできることで弊社のデザイナーとViibarクリエイターさんとのやりとりもスムーズに行えたことが良かったです。

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この記事の著者

小野 敬明(オノ タカアキ)

外資系コンサルティングファームにて戦略コンサルティングに従事した後、2014年に企業のデジタル動画マーケティングを支援する株式会社Viibarに参画。自社のマーケティング活動を統括すると共に、動画を活用したマーケティング戦略や、データを基にした動画の企画・制作メソッドの開発を行う。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2016/09/08 08:00 https://markezine.jp/article/detail/25076

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