アオイゼミにある「もう一つの教室」
Viibar:制作後、動画はどのように活用されましたか?
葵:まずビジネス的な側面で言うと、講演などでプレゼンを行う際には必ず使用しています。ユーザー的な側面では、当初の目的通りユーザー向けイベントや保護者の方向け説明会などでアオイゼミを知らない人向けの紹介動画として使用しています。
また、ソーシャル向けに狙って作ってはいないのですが、試しにFacebookで動画を投稿してみました。するとテキストと画像の投稿と比べて投稿へのリーチが約10倍になりましたね。ソーシャル向けに動画の長さなども変更していけば、更に可能性がありそうだと感じました。

Viibar:動画を活用されてから何か印象的な出来事はありましたか。
葵:面白い出来事がありました。今回制作した動画で最後に「ここは私のもう一つの教室だ」というセリフがあるのですが、完成した動画を受講生にそれを見せたら、「本当にもう一つの教室だよね」など、共感するフィードバックが沢山出てきたんです。
更に、動画で出てくる「ここには仲間がいる」などのセリフ一つひとつに対して、「これ私も本当に思っていた」と言ってくれたりして。既存のユーザー様からこのような声をいただけたということは、本当にすごく良いものができたんだなと実感できました。
Viibar:動画の効果についてですが、当初の課題である「ライブ授業は使ってみないと伝わらない」というところを解決するという点で、この動画は役立ちましたか?
葵:疑似体験という点では、想定していた通り興味を持ってもらえる入り口になったと感じています。もちろん、最後は「実際に授業を受けてみたい、体験してみたい」というところに行き着くので、そこはまた別の課題として取り組む必要はあります。
また、課題とは別の視点になるのですが、イベントに出展する際にこの動画を再生することで、来場者の目をすごく惹きつけられるようになりました。ブースでのイベント出展の時に、他社は動画まで用意していらっしゃるところはないため、弊社がすごく目立つんです。
文字でみると面倒な情報を動画にしていく
Viibar:今後の動画マーケティングに関して、なにか今後検討している施策などはありますか?
葵:サービスの紹介動画に関しては一旦完成したので、次は弊社の有料プラン利用方法の訴求を検討しています。文字情報だけではなく、動画でこんなことができるという具体的な提案ができたら良いと考えています。
文字で見るとわかりづらいもの、面倒だなというものを、動画で表現するとすごくコンパクトに伝えられると今回感じましたので、今回の制作で得た知見を活かしてより良いものを使っていきたいですね。
あとは、普通の塾とは違ってユーザー同士の顔が見えないので、それを補うために保護者の声インタビューのようなコンテンツも制作していきたいとも考えています。他にも、弊社は元来動画に向いているサービスでもあるので、もっと使い道はあると思っています。その親和性を利用して様々な場面で活用していければと思います。その際は、また発注させていただきますね。
Viibar:ありがとうございます。お待ちしております。本日は貴重なお話ありがとうございました!