初面談のムダを省き、効率的に仕事が進められる
MZ:Funnel1のどのようなシステムが、広告主とベンダー双方の役に立つのでしょうか。
田中:まず、価格コムさんのように、簡単にベンダー製品や事例が比較できます。加えてBtoBでは、対応してもらえるベンダーの営業レベルがとても重要になるので、広告主がベンダーと実際にミーティングする前に、ベンダーからの営業提案レベルをチェックできる「営業セレクション」という機能がございます。
田中:ベンダーには、ソリューション毎に必要な比較項目に記入を頂きます。まず自社の特徴や強みについて、最大3点までをご記入いただきます。この欄だけでも、比較しながら各社の特徴や得手不得手がわかります。併せて、過去の実績についてデモURLを掲載することも可能です。
あとは、広告主からの要望に合わせ、ベンダー側から提案を記述していだきます。例えば、手短に記された要望があったとします。この短いテキストから、どれほどのことを推測してブランド側のニーズに応えた提案ができるのか。字数制限ギリギリまで熱い思いを伝えるのか、簡潔にやるべきことをリストアップするのか。書き方は各社のスタイルなどがあると思うので、各ベンダーに腕をふるっていただきたい箇所です。
MZ:それらを比較して見られると、各社の特徴だけでなく、自分たちのことをどれほど考えてくれているかも広告主には伝わってきますね。
田中:おっしゃる通りです。例えば、広告主が、A社の田中(笑)の提案を見て、どこにでも使っていそうな定型フォーマットを張りつけているな、と思えば、「ここは止めておこう」と思うかもしれません(笑)。逆に、エントリーしたほかの2社が、各社それぞれの立場から提案型の営業をしてきてくれているぞ、と思えば、打ち合わせの時間を設けてくれるかもしれません。
案件の透明性がはかられ、ミスマッチがなくなる
MZ:実際の画面を通して、ベンダーの立場からFunnel1というプラットフォームの印象をお聞かせください。
五十嵐:同じ条件のもとで比較されるわけですから、より広告主が選びやすくなるのではないでしょうか。プレミアム広告に強いのか、コンテンツ力に自信があるのか、制作技術が際立っているのかなど、各ベンダーの特徴が伝わった上で、ミーティングや商談といった次のステップに進める。この場で要件が固まれば、お互いのボタンの掛け違いが防げますので、案件の透明性にもつながります。
八田:例えば、言葉で説明していくと、特徴や強みをはじめ、だいたい一通りのことをお伝えすることになります。結果として、広告主には何でもできる、すべてが得意であるかのように聞こえていたりするかもしれません。売りの側面が強い説明をブランド側が聞いても、なかなか数ある他社との違いを聞き分けるのは難しいのではないでしょうか。ブランド側の選択の負担を考えても、広告主とベンダーをつなぐプラットフォームへのニーズは非常に高いと考えています。動画広告市場が盛り上がっている今のタイミングで、広告主にとって利便性が高いプラットフォームが利用可能になることで、ベンダー側にもメリットが大きいと思います。
田中:これまで初回で行ってきたミーティングのおおよそが、Funnel1で代用できると考えています。例えば、ご挨拶が中心になって本題の突っ込んだ話に時間が割ききれずタイムアウト、といったことも解消できます。
MZ:動画広告とひと口に言っても、その中には配信方法や制作方法など、広告主には大きな視野に立ったベンダー選びが求められていますね。それに伴い、動画広告の配信を行うベンダーを選ぶ方法も、入念に各社を比較しながら検討する必要がありそうです。Funnel1の登場が、デジタルマーケティング界全体の風通しの良さにつながり、動画広告市場に新たなシナジーが生まれてくるのではと期待しています。本日はありがとうございました。
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