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動画広告の最適化、ポイントは「HEAVY」と「LIGHT」の使い分け


今後動画広告に求められるクリエイティブ戦略とは

 宮田氏は、この「HEAVY」「LIGHT」動画の特徴を踏まえ、クリエイティブ戦略を立てることが今後の動画広告活用には求められると語る。

 「ネット広告はターゲティングもできる上にクリエイティブの出しわけもできます。その中で、同じクリエイティブをただ当てるだけでは高い効果は見込めません。HEAVYとLIGHTの特徴を理解し、複数の動画を制作してクリエイティブの疲弊に合わせて差し替えを行っていくのが理想です」(宮田氏)

 同氏が理想と掲げるクリエイティブ戦略では、「HEAVY」の中でもA、Bの2つの動画、「LIGHT」もA、B、Cと3パターンの動画を複数用意。その中でA/Bテストやクリエイティブの差し替えを行っていくことで効果を高めていくという。

クリエイティブ戦略の理想
クリエイティブ戦略の理想

ダイレクトレスポンスはもちろん、ブランディングにも

 今回の事例ではダイレクトレスポンスを目的にしたクライアントだったが、宮田氏は今後ブランディングを目的としたクライアントにもこのような施策を提案していきたいという。

 「まだ動画広告のほとんどがテレビCMの横展開で、今回の事例のような目的に合わせたクリエイティブの制作までには至っていないと思っています。動画広告専門代理店のポジションを確固たるものにするという意味でも、ターゲットに応じた適切な動画クリエイティブを用意することはもちろん、ブランディングの中でも知ってもらうのか、それともキャンペーンが持つ意味を理解してもらうのかといった目的に合わせたクリエイティブ戦略も設計していきたいです」(宮田氏)

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この記事の著者

道上 飛翔(編集部)(ミチカミ ツバサ)

1991年生まれ。法政大学社会学部を2014年に卒業後、インターネット専業広告代理店へ入社し営業業務を行う。アドテクノロジーへの知的好奇心から読んでいたMarkeZineをきっかけに、2015年4月に翔泳社へ入社。7月よりMarkeZine編集部にジョインし、下っ端編集者として日々修業した結果、2020年4月より副...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2017/06/23 16:24 https://markezine.jp/article/detail/26671

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