LINE Ads Platformだからこそ気を付けるべきこととは?
MZ:鎌田さんも、今回の調査の結果をもとにクリエイティブを変えていくことはありますか。
鎌田:LAPに限らず、ブランディング目的で反応の良かったクリエイティブをダイレクトレスポンス目的で活用していくことはありますね。

MZ:ダイレクトレスポンスを目的にした場合、LAP活用のポイントはありますか。
鎌田:どんな媒体でも共通しているのは、獲得効率を意識することと、短期間でアプローチから獲得までもっていくというところですね。
また、LINEはユーザーとの接触時間が特に長いアプリだと思うんです。そのため、クリエイティブの劣化も早くなるので、クリエイティブの変更頻度は他の媒体よりも多くしています。
今後も顧客からのフィードバックを大事に
MZ:最後にお2人の担当している領域における展望をお話しいただきます。
鎌田:ダイレクトレスポンスでは、効果を可視化することが当たり前ですが、最近ではブランディング領域でも多くの指標で可視化をする取り組みが進んでいます。
今後もダイレクトレスポンスを目的として新しい媒体には積極的に出稿し、効果のあった媒体をブランディング目的でも接続していき、ブランディング効果の可視化に協力できればと思います。そしてその中で良いクリエイティブをダイレクトレスポンスでも活用するというサイクルを回したいです。
MZ:中村様はいかがでしょうか。

中村:先ほど提案するメディアになるという話がありましたが、今後も車がもっと気軽に、身近なものに感じてもらえる提案を続けていきたいと思っています。
その中で、SNSは非常に重要なプラットフォームです。Webが出てきた時の1つの変革として、コミュニケーションが一方向だけでなく双方向になったことが挙げられます。その動きを更に加速させたのはSNSです。今回の事例では、弊社からメッセージを届けるだけでしたが、カスタマーからフィードバックを得られるような施策も行っていきたいですね。
MZ:フィードバックをもらうということですが、具体的なプランはありますか。
中村:カーセンサーのLINE公式アカウントがあるので、例えば新しい機能を使ってみた感想をトーク画面上でリサーチするといったこともできるのではないかと思っています。LINEの一番良い点は、思ったことや言いたいことを反射的に早く出せるところだと思うので、コミュニケーションを通じてサービス改善のヒントをつかみたいです。