SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第100号(2024年4月号)
特集「24社に聞く、経営構想におけるマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

Back to Mail Marketing(AD)

行動ターゲティングできる「フォローメール」は威力抜群!成果指標を決めメールマーケのROIを改善しよう

 メール施策はともすれば「企業が伝えたいことを伝える一方通行のコミュニケーション」に陥りがちだ。大切なのは、メールがコミュニケーション手段であることを意識し、ユーザー目線に立ってコミュニケーションシナリオを設計することにある。本稿では、2017年8月、チーターデジタルが主催した「メールマーケティングアカデミー2017」の様子をレポート。「効果的なフォローメール戦略」と「メールマーケティングの投資対効果を最大化するポイント」について語られたセッションの内容をお届けする。

マーケティングにフォローメールが効果的な理由

 あなたのもとへも、サービスサイトへの新規登録や、サンプルや資料請求を行うと、「登録ありがとうございます」というメールが送られてきたことはないだろうか。誕生月にバースデーメールや、「あなたの保有ポイントは○○ポイントです」というお知らせメールを受け取ったこともあるはずだ。

 こうしたメールは、メールマーケティング分野で「フォローメール」と呼ばれている。

チーターデジタル株式会社 マーケティングアウトソーシング部 マネージャー 金子亜美氏
チーターデジタル株式会社 マーケティングアウトソーシング部 マネージャー 金子亜美氏

 普段何気なく受け取っているフォローメールだが、実は他のメールマガジンと決定的な違いがある。

 チーターデジタル マーケティングアウトソーシング部 マネージャー 金子亜美氏は「新商品の案内やキャンペーンメールと異なり、フォローメールの場合、登録や申し込みなど『ユーザーの行動やステータス』が起点となります。そのため、送信対象者が限定されると共に適切なタイミングでコミュニケーションを図ることができます」という。

 送るターゲットが明確だと、伝えるべきメッセージもはっきりしてくる。たとえば資料請求をした人には、企業側は「次は申し込みをしてもらいたい」というメッセージを送りたいはずだ。

 「通常のメルマガだと、配信対象者が全員であるため、自ずと普遍的なメッセージになってしまいます。これに対しフォローメールは、対象者がはっきりしており、『次に何をしてほしいか』が明確になっています。つまり、その思いをしっかり伝えられる内容に設計しなくてはなりません」(金子氏)

代表的な2種類のフォローメールとは

 内容を確実に伝えるには、伝えるべき内容によって、どのようなフォローメールを使うべきか、事前に設計することが必要だ。チーターデジタルの場合、フォローメールに関しては「お知らせ系フォローメール」「販促系フォローメール」の2種類で設計することが多いという。

 販促系のフォローメールは売上に直結するので、取り組んでいる企業も多い。ところが金子氏は「そういう企業にこそ、お知らせ系フォローメールのブラッシュアップに取り組んでいただきたいのです」とアドバイスする。

 お知らせ系フォローメールはユーザーに好まれやすく、開封率も高い。単なるメルマガなら読まなくても、個別に届いたお知らせであれば開封するというユーザーも多い。そのため「お知らせ系フォローメールに手が回っていないのなら、早く始めたほうがいい」(金子氏)という。

海外で注目の最新手法も惜しみなく紹介!メールマーケティングアカデミー2017、開催決定

チーターデジタルは、11月14日(火)にベルサール六本木コンファレンスセンターにて「メールマーケティングアカデミー2017」を開催します。「メールのその先にいるお客様を見据えたコミュニケーション戦略の立て方」「メールを制作する際の『業務効率化』」、さらには海外で注目を集める「メールの特性を活かす、パーソナライズされたダイナミックコンテンツ」手法について具体的な事例を交えて紹介します。申込・詳細はこちらからどうぞ!

次のページ
読まれるフォローメールの作り方

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
Back to Mail Marketing連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

岩崎 史絵(イワサキ シエ)

リックテレコム、アットマーク・アイティ(現ITmedia)の編集記者を経てフリーに。最近はマーケティング分野の取材・執筆のほか、一般企業のオウンドメディア企画・編集やPR/広報支援なども行っている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2017/10/26 11:00 https://markezine.jp/article/detail/27036

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング