存在感を高めるサイトとアプリ
まず、普段接するニュースの情報源について実態を確認した。すると、91%が「テレビ」と回答、今も圧倒的な情報源となっていることがわかる。次いで「ニュースサイト」58%、「新聞」46%、「ニュースアプリ」26%、「ラジオ」19%と続く。また、接する機会が増えたと感じるニュースの情報源でも、「テレビ」「ニュースサイト」が36%と高く、次いで「ニュースアプリ」が20%となっており、一方で「新聞」「ラジオ」「雑誌」は2~11%にとどまった(図表1)。
「ニュースサイト」「ニュースアプリ」など、ネットを利用したメディアが主なニュースの情報源となっているといえるだろう。
普段接するニュースの情報源のスコアを年代別で深掘りした。最も顕著な傾向差が表れている情報源は「新聞」で、10~20代と60代ではスコアに40%以上の開きがでた。10~20代は、全体に比べて「テレビ」や「ニュースサイト」のスコアも低い一方、「ニュースアプリ」や「LINEアプリのニュースタブ」「Twitter」を情報源とする割合が高いことが特徴的である(図表2)。
若い世代を中心に、情報を得るための手段がスマートフォンなどのデジタルデバイスへ移行している様子がうかがえる。
▼調査レポート
『ニュースメディアはどう使い分ける?利用状況や広告接触を調査』(HoNote)