2008年からワコールでWeb業務全般に携わってきた北見裕介氏。2017年7月に資生堂に移った後、わずか半年でantenna*を運営するグライダーアソシエイツに転職した。一体何がしたいというのだ?
資生堂で半年の間で手がけてきたこと
――北見さんはワコールでは長年、ブランドサイトからキャンペーンサイト運営全般に携わってこられました。資生堂の在籍期間はわずか半年ばかりですが、その間どういった業務を担当されてきたのでしょうか?
北見:資生堂には自社ECプラットフォームとして「ワタシプラス」と卸先向けの流通ECの2つがあります。その戦略全般の立案を行っていました。また、ワタシプラスのSNS(Facebook/Instagram/Twitter)アカウントの立ち上げと運用にも携わってきました。「ZOZOTOWN」のスタートトゥデイが運営するファッションコーディネートアプリ「WEAR」で展開した、リーチ獲得のためのプロモーションなども担当しました。
北見 裕介(きたみ ゆうすけ)
株式会社グライダーアソシエイツ コンテンツ局 企画室
2008年にワコール入社。情報システム部を経て広報・宣伝部 WEB・CRM企画課に配属。Web業務全般に携わる。2017年7月、資生堂ジャパンに入社。ECの戦略全般、SNS運用を担当。2018年1月に資生堂ジャパンを離れ、キュレーションメディア「antenna*」を運営するグライダーアソシエイツへ転職。
脱・Web担当者を考えて
――資生堂でもご活躍されていたようですが、半年で転職を決意された理由とは?
北見:まず資生堂が嫌で辞めるというわけではありません。資生堂も生まれ変わろうとしていますし、チャレンジする人にも寛容ないい会社です。
グライダーアソシエイツのメンバーとはワコール時代から付き合いがあったのですが、会話を続けていくうちに「自分にできることがあるのでは?」と思うようになり、会社を移ることにしました。
グライダーアソシエイツでは1月にできたばかりの部署で、オフラインでのユーザー獲得のためにリアルイベントの企画などを担当します。antenna*のブランドを活かし、イベント主催者さんや提携メディアさん、広告主さんと一緒にユーザーとつながりを作る場、媒体を作っていけばと思っています。集客や事後レポートではネットもフル活用していきます。
自分自身がやりたいと思っていたことと、グライダーアソシエイツが会社としても強化していきたいところがちょうど重なり、転職することにしました。
――リアルイベントですか。Webプロモーション寄りの業務からは離れるんですね。それが北見さんのやりたかったことだったのですか?
北見:根っこには仕事を通して人を驚かせ、心を動かす仕事をしていきたいという考えがあります。それを実現するために、“脱・Web担当者”しなくちゃなと思っていました。
これまでネット広告をずっと出稿してきた中で、それは確かにECにおける購入にはつながるかもしれませんが、明確に人を動かすというのはなかなかできないなと感じていました。人の行動を促せる、作り出せるネット広告が実施できなくて。
会社をまたがって同じことを感じてしまったので、他のメーカーでWeb担当者として続けていてもきっとその課題感はなくならないんじゃないかと思うようになりました。なら、人を動かすことのできる場を自分で作ろうと。資生堂でそういう人を目指すという選択肢もありましたが、より早く実現できる手段について考えているときにグライダーアソシエイツのメンバーと意気投合した次第です。
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市川 明徳(編集部)(イチカワ アキノリ)
MarkeZine編集部 副編集長
大学卒業後、編集プロダクションに入社。漫画を活用した広告・書籍のクリエイティブ統括、シナリオライティングにあたり、漫画技術書のベスト&ロングセラーを多数手がける。2015年、翔泳社に入社。MarkeZine編集部に所属。漫画記事や独自取材記事など幅広いアウトプットを行っている。
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