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制作環境の改善が大きな発展をもたらす vivitoとKaizenが語る、動画広告の課題と解決策

Kaizenが語る、動画制作のパートナー選定基準

 動画の活用に消極的な広告主ほど、自社完結して動画制作を行うのは困難なことから、どういう相手とパートナーを組めるかが重要なファクターとなる。デジタル動画広告の運用実績が豊富なKaizen Platformでは、どのような基準で動画制作のパートナーを選んでいるのだろうか? 岡本氏に聞いてみた。

 「デジタル広告の場合、短いサイクルで様々な動画を作り配信するケースが想定されます。そのため、常に柔軟に動ける相手であることが重要ですね。さらに、クリエイターの制作スタイルや得意・不得意の領域が自社に合っているのかを見極めることが求められます」(岡本氏)

 さらに、「デジタル領域の制作に注力する姿勢を持っているかどうか」も選定基準に入れるべきだという。

 「TVCMをはじめとした映像制作の実績が十分でも、ストーリーをガッチリ固めて絵コンテを作る、といった作法重視の相手だと、デジタルの現場に合わない可能性があります。設定したシナリオと異なる展開でも、柔軟に動けて臨機応変に対応できるチームや人材のほうが、中長期的にパートナーシップを組んで戦いやすいでしょう」(岡本氏)

 では、岡本氏が求める条件にvivitoはどのようにして対応しているのだろうか。

 「僕らが特殊なのは、クライアントや代理店が提示するニーズに合わせてクリエイターを選定し、チームを編成できることです。クリエイターは十人十色。10人いれば10人とも、特徴や得意・不得意の領域が異なります。

 CRLUOは、クライアントの求めるニーズにかなったクリエイターを選び出せる仕組みができているので、案件ごとにPDCAも回しやすく、クライアントへのケアやホスピタリティの高い対応も可能となります」(辻氏)

プラットフォームがもたらすセキュアな環境

 広告主が自ら案件にあったプロダクションを見つけることは至難の業だ。しかし、CRLUOの仕組みを活用すれば、ニーズに合わせてクリエイターを選び、チームを編成できる。これなら、動画未経験の広告主も進めやすい。

 「Kaizen Platformでは、大手広告代理店や有名SNSから動画の改善案件を引き受けることが多々ありますが、『法人とならやりたい』というケースもあります。特に機密性の高い案件の場合、優れたクリエイターでもフリーランスを理由に起用をためらうデリケートなケースも出てきます。

 vivitoなら組織として対応できて、かつクライアントを心配させずに案件にマッチしたディレクター、クリエイターを編成できる。だから私たちも重宝するわけです」(岡本氏)

画像案:プラットフォーム上の管理画面

 「クライアントへの納品の品質、スピード感のある対応に加え、セキュリティの強化はとても意識しています。CRLUOに登録するクリエイターを起用する場合、一人ひとりはフリーランスですが、必ずクライアントとはCRLUO(プラットフォーム)経由のやり取りを義務づけています。セキュアな体制を担保してこそ、クライアントも安心して依頼できるので」(辻氏)

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海外クリエイターとの協業も視野に

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この記事の著者

遠藤 義浩(エンドウ ヨシヒロ)

 フリーランスの編集者/ライター。奈良県生まれ、東京都在住。雑誌『Web Designing』(マイナビ出版)の常駐編集者などを経てフリーに。Web、デジタルマーケティング分野の媒体での編集/執筆、オウンドメディアのコンテンツ制作などに携わる。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2018/05/10 10:00 https://markezine.jp/article/detail/28177

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