富士通は、企業のマーケティング部門向けにネット広告配信を高度化する「FUJITSU Intelligent Data Service AD Drive(アド ドライブ)運用型マーケティングサービス」の提供を開始した。
同サービスは、ネット広告配信事業を手掛けるパートナーと連携し、国内のネット広告媒体に広く効率的な広告配信を行うサービスだ。
同サービスと同社のデジタルマーケティングソリューション「FUJITSU Digital Marketing Platform CX360(以下、「CX360」)を連携することで、企業が保有する顧客データとWebサイト上のサイト訪問者の行動データをリアルタイムに統合することが可能に。それらのデータをAI技術「FUJITSU Human Centric AI Zinrai(以下、「Zinrai」)で機械学習させ、Webサイトにおけるコンバージョン率の高い顧客の行動データを抽出。これを基に、類似するサイト訪問者に対して効果的な広告配信を実現する。
さらに同社は、ターゲティング戦略の立案から配信実績のレポーティング、改善提案まで、ネットを活用したプロモーションに関する一連の流れを支援していく。
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