毎日新聞は、同社が提供する電子新聞サービス「デジタル毎日」の大幅リニューアルに合わせて、社会問題を考え行動を起こすための特設サイト「ソーシャルアクションラボ」を開設した。
同サイトは、「知る」「伝える」「行動する」の3ステップで、社会的な課題に取り組むことを目的にしている。設定したテーマについて掲載された記事や動画に対し、ユーザーはコメント投稿の形で意見などを表明。問題点を整理し、それぞれの立場を決めて投票したり、誰かに伝えたりしながら、解決の糸口を探っていく試みだ。
第1回のテーマは「こどもをいじめからまもる」。いじめを発見する、対処する、予防するといった流れを念頭に、専門家や著名人による問題提起や解決案、毎日新聞記者らが教育現場を取材した記事などが判断材料として提供される。
なお同サイトは、「デジタル毎日」会員向けの特設サイトだが、サイト内の記事は会員でなくても閲覧可能。コメントを投稿するには、「毎日ID」の取得と、「ソーシャルアクションラボ」ユーザー登録が必要となる。また、一部コンテンツには「デジタル毎日」の有料会員限定のものが含まれている。
【関連記事】
・読売新聞、コンテンツマーケティング事業に参入 「YOMIURI BRAND STUDIO」設立
・日本経済新聞社、データドリブンの加速目的に「Domo」を採用
・JAL、日本経済新聞、楽天などが登壇 トライベックグループが無料カンファレンス開催
・西日本新聞メディアラボ、位置情報活用した広告配信サービス「LocAD」をリリース
・中高生の約9割が「SNSを勉強に役立てている」と回答!【朝日学生新聞社×アルクテラス調査】