※本記事は、2018年5月25日刊行の定期誌『MarkeZine』29号に掲載したものです。
ゼミでの後悔をきっかけにネット広告の道へ
株式会社エブリー
マーケティングソリューションズ マネージャー 三ツ中 菜津美(Natsumi Mitsunaka)氏
大阪府出身。立命館大学を卒業後、大手ネット広告代理店へ入社。広告営業として4年半勤務する。2016年にエブリーへの転職を機に上京し、多くの食品系メーカーとコラボレーションしたレシピ動画をプロデュース。2017年より現職。
――エブリー入社までの経緯を教えてください。
大学を卒業後、出身地の大阪で大手ネット広告代理店に営業職として入社しました。主に化粧品やアパレルなど、女性向けの商材を扱うクライアントを中心に担当し、デジタルマーケティングの支援を行っていました。エブリーへ転職したのは、2016年の秋です。まだ社員数が10名ほどの頃でして、オフィスはマンションの一室でした。現在はDELISHKITCHENカンパニー・マーケティングソリューションズのマネージャーとして、広告セールスと動画のディレクションを担当する広告企画のチームをマネジメントしています。広告販売による売上目標の達成がミッションです。
――広告の仕事に興味を持たれたきっかけは?
大学で参加していたゼミがきっかけです。そのゼミの専門はマーケティングで、商品企画や開発に取り組んでいました。あるとき、優秀作品は企業と組んで商品化するというプレゼンテーションの場がありまして、私は家具を発表したのですが、残念ながら選ばれませんでした。落選の理由は商品の質ではなく、実は見せ方の違いだったとフィードバックを受けました。それから商品の良さを伝えることの大切さを知り、その役割を担う広告に興味を持つようになりました。