※本記事は、2018年5月25日刊行の定期誌『MarkeZine』29号に掲載したものです。
LINEの利用率は全世代トータルで8割超え
まずは、各コミュニケーションツールの利用率を見ていきましょう(図表1)。
「音声通話」「Eメール」「SMS」の3つについては、当然ながら9割以上の浸透率を誇っています。そして、その3つに続くのが、「LINE」であり、「LINEのトーク(インスタントメッセージ)」については、既に8割以上の浸透率です。また、「LINEの無料音声通話」の利用率も73%と、広く普及してきていると言えます。
また、「Instagramのダイレクトメッセージ(以下、DM)」に関しては、利用率はまだ2割程度でした。しかしながら、年代別に見ると、少し景色も違って見えます。10代の女性に注目すると、「InstagramのDM」の利用率は65%にのぼっています。そして、100%に近い「LINE」の利用率に加え、「TwitterのDM」についてもその利用率は8割を超えています。この数値からも10代の女性がコミュニケーションツールの最前線を走っていることは、想像に難くないと言えます(図表2)。
▼調査レポート
『SNS、メール、電話などのコミュニケーションツールに関する調査』(HoNote)