『はじめてのカスタマージャーニーマップワークショップ 「顧客視点」で考えるビジネスの課題と可能性』は、著者の加藤希尊さんが1000社以上に行ってきたワークショップを1冊の本にまとめた入門書です。また、カスタマージャーニーマップを作成する際に使う感情カード、接点カード、ペルソナシートも特典としてPDFで提供しています。
カスタマージャーニーマップという言葉自体はすでに聞き慣れているかもしれませんが、実際に作成し、ビジネスに役立てられているでしょうか。本書では初めて、あるいは改めて作成してみようという方を対象に、なぜカスタマージャーニーマップが必要なのかという疑問から解決し、アクションにつなげるための取り組み方を提案します。
マップ作成はB2C企業とB2B企業の2パターンで解説。そして、そこから何を学び、どんなアクションに至ったかをJCB(B2C)やビズリーチ(B2B)といった6社の事例から紹介します。社内でうまくワークショップを行えるか不安な方にとっても、ファシリテーションの方法を説明しているので安心です。
いまや顧客視点はビジネスの基本、自社の顧客がどのような旅を経験しているのかを知ることが不可欠です。顧客のインサイトを掴み、改善に役立てたい方はぜひ本書を通してカスタマージャーニーマップを作成してみてください。
目次
Chapter01 カスタマージャーニーマップとは
Chapter02 ワークショップを成功に導くために
Chapter03 マップを作ってみよう[B2C編]
Chapter04 マップを作ってみよう[B2B編]
Chapter05 事例で学ぶマップの活用
‐B2C事例‐ チャコット、バリューマネジメント、JCB
‐B2B事例‐ トレタ、ビズリーチ、ユーザベース
Chapter06 マップからアクションにつなげよう