企業のメッセージを生活者に届けるには、ターゲットの性別・年代・趣味趣向を明確にしたうえで、メッセージを届けたい相手がどのようなメディアに接触しているかを把握することが重要です。本稿では各年代・男女別のメディア接触状況データから、それぞれのメディア特性を解説します。
※本記事は、2018年10月25日刊行の定期誌『MarkeZine』34号に掲載したものです。
企業のメッセージは生活者に届いているのか?
顧客にメッセージが思うように伝わらない……。このような悩みに向き合った経験があるマーケターも多いのではないでしょうか。顧客にメッセージが伝わらないのは、メッセージの内容に問題があるのではなく、そもそも顧客に届いていないせいかもしれません。
生活者を取り巻くメディア環境は複雑さを増しています。それに伴い、メッセージをどんな媒体を通して伝えるか、そしてどのように伝わっているかを確認する重要性が増加しています。
相手に確実にメッセージを届けるためには、まずはどういうライフスタイルでどんなメディアに接触しているかを把握することが重要です。ターゲットの性別・年代・趣味趣向を明確にしたうえで、どのメディアに接触するかを把握しましょう。性・年代でのデバイス利用時間を知ることで、届けたい相手にどのメディアでアプローチすればよいかが見えてきます。
図表1が示す通り、スマートフォンは、男女とも若年層での利用時間が長く、年代が上がるにつれて利用時間が少なくなっています。テレビは、スマートフォンの利用状況とは逆で、年代が上がるにつれて視聴時間が多くなっています。
結果を見る限り、年齢が高い方をターゲットとするにはテレビCMでのアプローチが望ましく、若年層はスマートフォンなどデジタルメディアでのアプローチが定石のようです。しかし、本当にそうなのでしょうか? データを詳しく見てみましょう。
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中里 隆之(ナカザト タカユキ)
株式会社インテージ Life Log Data事業本部 クロスメディア情報部
インターネット広告代理店にて、広告運用コンサルタントとして従事。多くの企業のデジタルマーケティング施策の立案・遂行に尽力した後、2013年にインテージ入社。シングルソースパネル(i-SSP)の商品開発/品質管理を担う。主にテレビCM・デジタル広告の...※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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