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月間アクティブユーザー2.5億人突破のPinterest マーケティングで活用する方法は?

 Web上からアイデアを見つけ、気に入った画像を保存し整理することができるツール「Pinterest」。全世界での月間アクティブユーザー数は2.5億人を突破している。一方で国内ではPinterestがどういったサービスで、マーケティングチャネルとしてどう機能するか理解が進んでいないのも事実だろう。ピンタレスト・ジャパンのカントリーマネージャーである舩越貴之氏にその特徴や活用法について聞いた。

Pinterestはビジュアルディスカバリーエンジン

 「ビジュアルディスカバリーエンジン」、Pinterest(ピンタレスト)では自身のサービスのことをそう呼んでいる。プラットフォーム内のアイデア画像やWeb上の気になった画像を「ボード」に「Pin(ピン)」することで保存し整理することができるのがPinterestだ。Interest(興味)を Pin(ピン)するツールということだ。「Pin」はいわばブックマークのような仕組みで、画像の元ページにリンクされているのでユーザーは元ページを辿ることもできる。

 Pinされた画像はキーワード(テキスト)検索の他、アプリのカメラから類似する画像を探すことも可能だ。コーディネートやインテリアのヒントを見つけるといった利用法がイメージしやすいところだろう。たとえば、友人の履いていた靴が気になったら、Pinterestのカメラで撮影、類似したPinが表示される。関連したPinもおすすめされるので、そこから気に入った商品が見つかるかもしれない。ソファーを検索したら、他の家具と組み合わせた空間イメージをつかむことができるだろう。こういったことがビジュアルディスカバリーエンジンたる所以だ。

Pinterest の日本公式アカウントのボード「Christmas Gift」
Pinterest の日本公式アカウントのボード「Christmas Gift」

 SNSは人のつながりを前提としているが、Pinterestはそうではなく自分自身の興味や関心とつながるためのもの。興味やアイデア軸でつながるためのソーシャル機能はあるが、ユーザー生成コンテンツはほとんどない。ピンタレスト・ジャパンのカントリーマネージャー、舩越貴之氏は「ユーザーをサービス内に囲い込むということは考えていません。Pinterestではユーザーの興味関心に最も関連性の高いアイデアへのアクセスを提供し、発見したアイデアを実現することの手助けを行っていきたいのです」と語る。

ピンタレスト・ジャパン株式会社 カントリーマネージャー 舩越 貴之氏
ピンタレスト・ジャパン株式会社 カントリーマネージャー 舩越 貴之氏

国内400万アクティブユーザーのマーケティングチャネルとして

 Nielsenが2018年5月に行った調査によると、Pinterestのモバイル端末からの国内月間アクティブユーザー数は400万人とのことだ。日本で毎日“Pinされる”数は130万件にのぼる。舩越氏によると、グローバルでの人気のコンテンツは、インテリアやファッション、ビューティ、フード・ドリンク。日本ではDIYのヒント発見にもよく使われているという。ピンタレスト・ジャパンのオフィスも、Pinterestで集めたアイデアを基にデザインされている。

ピンタレスト・ジャパンのオフィスデザインを考える際に集められた“Pin”
ピンタレスト・ジャパンのオフィスデザインを考える際に集められた“Pin”

 では、マーケティングチャネルとしてはどのように機能していくのだろうか。2018年11月現在、Pinterestは日本では広告メニューを展開していない。ユーザー体験の向上に重きを置いているためだ。そのため、オーガニックでのアカウント運用と連動キャンペーンがキーとなる。

 「Pinterestには潜在ニーズにアプローチできるという特性があります。発見した画像からインスピレーションを受け、何か行動に移るまでの早い段階で企業はブランドメッセージを伝えることができます。それより、ブランド認知の向上、あるいは新規顧客の獲得と既存顧客として確保することを可能とします。マーケティング活用を考えている企業の方は、まずビジネスアカウントを作成されることをおすすめします」(舩越氏)

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この記事の著者

大木 一真(オオキ カズマ)

立教大学法学部を卒業後、大手インターネット広告代理店へ入社。広告代理店事業を経て、Webメディア「新R25」の立ち上げ、編集に携わる。その後、フリーの編集者・ライターとなり、現在に至る。政治やビジネス、マーケティング分野の取材・記事執筆を中心に、企業のオウンドメディアやソーシャルメディアの企画・編集...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2018/11/26 08:00 https://markezine.jp/article/detail/29570

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