日本版アマゾン
翻って、日本版のアマゾンサービスを見てみると、下図のような形でアマゾンに参加している他店舗の価格が比較できるようになっており(下図参照)、日本版のアマゾンでは、このproduct Adsサービスがローンチされるかは不明だ。

というか、日本では価格コムで商品の価格比較ができる時点で、米国アマゾンがローンチしたサービスは日本には馴染まない気がしてならないが、米国からすれば、amazon.comに価格コム的サービスを導入した…と見た方が早いのかも知れない。
しかしながら、この米国アマゾンでのproduct Adsサービスのローンチは、アマゾンが物販だけ(による手数料の徴収)を収益源としていたものから、別の収益源となる柱を模索している…ということは、誰もが読み取れるのではないかと思う。果たして、物販系の広告においてGoogle・Yahoo!のリスティング広告をamazon.comが出し抜くことができるのか目が離せないのは確かである。
ちなみに、補足ではあるが…日本版のアマゾンでは米国amazon.comがCPC形式で入札形式の広告出稿を募集し始めた枠(prpduct Adsサービス)の部分には、現状GoogleもしくはOvertureの広告が掲載されている(Googleの広告を掲載した場合には、スポンサー名が入るのを考えると、現状スポンサー名が入っていないので、Overtureの広告が入っているのではないかと予想する)。
レップ(広告の卸元であるGoogleとOvertureをレップと呼ぶには語弊があるかもしれないが…)を通さずに、直接広告の入稿をゲットできれば、収益率は倍以上になることは確かだが、果たして上手く行くのかどうか…当該サービスについては、皆さんにも是非注目していただきたいと思う。