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シェア拡散されるブランドストーリー

ユーザー爆増中のTikTok、企業はどう使うのが正解? 成功のカギはYouTuberとUGC


 その時々の時流に合わせ、各コンテンツがシェアされる理由を分析してきた本連載。今回は、10代の若者を中心に今圧倒的に支持されている動画ソーシャルプラットフォームTikTokをピックアップ。大きな存在感を持ち始めたTikTokを企業が自社のコミュニケーション活動にどう活用すべきか考察します。

凄まじい勢いで日本の若年層に浸透しているTikTok

  こんにちは。スパイスボックス事業統括責任者の森竹アルです。過去の記事では、企業プロモーション事例のほか、映画や音楽、政治など幅広い分野のコンテンツがソーシャルメディア上でどのようにシェア拡散され、生活者からどのように反応されているのかを解説してきた本連載(前回記事はこちら)。今回はTikTokにフォーカスします。

 TikTokは中国のメディア企業Bytedanceが提供する15秒動画のソーシャルプラットフォームです。日本版は2017年夏にローンチされました。2018年1Q(4~6月)には、TikTokのグローバル版(中国国外版)がiOSアプリダウンロード数で世界一になるなど、今猛烈な勢いで利用者数を伸ばしています※。

※出典:The Top Mobile Apps, Games, and Publishers of Q1 2018: Sensor Tower's Data Digest  より

 日本でも下の図の通り、直近5ヵ月間でどれほど国内のFacebook、TwitterでTikTok関連の投稿がエンゲージメントしているかを見れば、その勢いがよくわかります。

「TikTok関連エンゲージメント数(※)推移」 TikTok投稿がFacebook、Twitter、Instagramでどれほどエンゲージメントしたかを計測。TikTok内の数値は計測不能のため含めず。出典:株式会社スパイスボックス自社ツール「THINK」集計(調査期間:2018/4/11~2018/9/30)
「TikTok関連エンゲージメント数※推移」
TikTok投稿がFacebook、Twitterでどれほどエンゲージメントしたかを計測。
TikTok内の数値は計測不能のため含めず。
出典:株式会社スパイスボックス自社ツール「THINK」集計(調査期間:2018/4/11~2018/9/30)

※エンゲージメント数とは

 いいねやシェア、コメント、リツイートなどFacebookとTwitterでの総アクション数に加え、対象コンテンツについて取り上げた記事に対するSNS上における口コミなどの総数。スパイスボックスの独自ツール「THINK」にて計測。

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この記事の著者

森竹 アル(モリタケ アル)

 スパイスボックス 取締役副社長 事業統括責任者。2006年にスパイスボックス入社。プロデューサーとして大手自動車メーカー、食品メーカー、ゲーム会社等のデジタルマーケティングを支援。2013年、プロデュース局局長就任。すべてのクライアントワークを統括。2016年以降は、ソーシャルメディアを中心に「共感」と「話題」を...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2019/02/19 20:25 https://markezine.jp/article/detail/29625

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