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第106号(2024年10月号)
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「広告を有益な情報に」アウトブレインが形成する最先端のディスカバリー・プラットフォーム(AD)

働く人の毎日を応援したい――リクナビNEXTのオウンドメディア戦略に迫る

なぜアウトブレインを選んだのか

――アウトブレインの導入に至った背景をお聞かせください。

石井:先述したように、まずは多くの方に記事を届ける必要がありました。それに加え、メディア立ち上げ当初は、特に新規読者との接触が課題でした。そこで、外部から新規読者を獲得するために、レコメンドウィジェットのサービスをいくつか検討した結果、アウトブレインの導入を決めました。

――なぜ、アウトブレインだったのでしょうか。

石井:アウトブレインを採用した理由は、大きく二つです。一つは、効率的に記事を配信でき、コスト感が見合っていた点。もう一つは、自社メディア内の回遊を促すためのレコメンドウィジェットがある点です。やはり、一つの記事をきっかけに、様々な記事も読んでいただきたいので、レコメンドウィジェットは重宝しています。

――アウトブレインを活用して、どのような施策を展開しているのでしょうか。

石井:現在は、固定した予算内でPVを最大化する施策を行っています。また、多くの記事を見ていただけるように、回遊を促進させるための施策もアウトブレインの担当者と一緒に考えています。具体的には、メディア内のレコメンドウィジェットのレポートを見ながら、読まれる記事の配信比率を高くするなど、配信のマネジメントを行っています。おかげ様で、メディアのPVは順調に成長を続けています。

ユーザーの隠れたニーズを発見できることも

石井:また、調査目的の出稿も行っています。転職の情報は、必ずしも検索だけで得られるわけではありません。たとえば、職務履歴書の書き方、面接マナーなどに関する情報は検索から得ることが多いでしょう。

 ですが、「自分に合った求人が見つからないのはなぜか」「転職理由は前向きでないといけないのか」といった疑問や悩みを潜在的に持っている場合は、自分からキーワード検索をすることはありませんが、「自分に合った求人情報の見つけ方」などの記事タイトルを見つけると、クリックして読んでみたくなります。

 調査目的の出稿では、このアクションを狙っていくつか記事を配信し、関心の高い転職テーマや話題を探っています。検索エンジン経由の流入が少ない記事であっても、アウトブレインで配信すると相対的にCTRが高い記事もあり、ユーザーの隠れたニーズを見つけることができるんです。

――様々な用途で活用されているんですね。オウンドメディアを運営する上で、大切にしていることはありますか?

石井:近年、Webコンテンツに対して、信頼性、権威性を重視する読者が多くなってきたと感じています。『リクナビNEXTジャーナル』のコンテンツは、情報ソースをはっきりとさせた記事や、著名人・各界のスペシャリストに仕事観や人生観を聞くインタビュー記事が中心です。

 私たちが軸とする、“働くこと”や“キャリア”には、様々な価値観がありますし、一般論として語るのが難しいテーマです。お金のため、家庭のため、自己実現のためと、働く人それぞれに働く理由があります。ですから、価値観を押し付けず、「色々な働き方があるよね」と肯定感や共感を大事にしたコンテンツを掲載するようにしています。

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事業目標への貢献度合いを可視化していきたい

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この記事の著者

マチコマキ(マチコマキ)

広告営業&WEBディレクター出身のビジネスライター。専門は、BtoBプロダクトの導入事例や、広告、デジタルマーケティング。オウンドメディア編集長業務、コンテンツマーケティング支援やUXライティングなど、文章にまつわる仕事に幅広く関わる。ポートフォリオはこちらをご参考ください。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2018/12/26 11:00 https://markezine.jp/article/detail/29817

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