ビデオリサーチインタラクティブは、これまで同社が提供してきたデスクトップ広告の広告統計サービス「Web Ads Report Advance」と、スマホ広告の広告統計サービス「Smartphone Ads Report」を統合。デジタル広告統計サービス「digiads(デジアズ)」として、2019年1月から提供する。
同サービスは、「いつ/どの広告主が/どのような銘柄・素材を/どの媒体・デバイスに/どのくらいのボリュームで」といった、デジタル広告の4W1Hの把握を可能にするもの。広告主名や銘柄名を共通コード体系で管理するため、競合も含めたデジタル広告出稿状況の確認が1度のオペレートで実現する。
また、今回の提供開始に合わせて新機能が追加される。「クリエイティブサーチ機能」では、取得した広告素材を、過去素材のクリエイティブ要素から学習。取得翌日には暫定的な広告主/銘柄名/掲載媒体などが付与された情報を参照できる。加えて、広告の配信元の経路を表示する「アドパスレポート」も利用可能となる。
さらに、スマートフォン広告の調査対象にLINEを追加し、広告取得範囲を拡充。LINEにおける出稿広告のデータベース化および統計化は、2018年12月に開始される予定だ。なお広告取得対象は、LINE内のタイムラインタブとニュースタブに出稿された広告である。このほかにも、主要なサイトについては、性別や年齢といった属性配信も考慮して広告を取得する。
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