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フルファネル対応で新領域の拡大を目指すCriteo/導入企業が新規ユーザー数20%増加を果たせた理由

2019/06/20 10:00

 Criteoは2018年から、新たな広告プロダクト「Criteo Customer Acquisition」をリリースしている。同プロダクトは、認知獲得や興味喚起にも効果を発揮するため広告主からの関心は高く、様々なシーンでの導入が進んでいるという。今回は、同プロダクトにおける国内初の導入事例を作ったアイレップとCriteoの担当者に、進化を続けるCriteoの現在と今後について話を聞いた。

フルファネルに対応したプロダクトを展開

 現在、グローバル規模でダイナミックリターゲティング領域をリードしているCriteo。2019年は「コマースマーケティングプラットフォーム」への進化を掲げ、プロダクトのポートフォリオとクライアント領域の拡大に注力している(参考記事)。

 同社のセールスマネージャー中村祐介氏は、ポートフォリオの拡大について次のように解説する。

 「これまでCriteoが提供してきたのは、リターゲティングを中心とした購入に近いファネルに強みを持つプロダクトでした。しかし、お客様のビジネス課題を解決するためには、認知獲得や興味喚起のファネルに対するアプローチも必要です。そこで2018年6月、潜在層に対するナーチャリングからコンバージョンまでフルファネルで活用いただける新たなプロダクト「Criteo Customer Acquisition(以下、CCA)」をローンチしました」(中村氏)

CRITEO株式会社 Sales Manager 中村祐介氏

 CCAは、Criteoが保有する月間約14億のオンラインユーザーデータをもとに、ユーザーそれぞれの関心や購買傾向を分析。この分析結果をもとに、クライアントが提供する商品・サービスへの関心度が高いユーザーに対してターゲティングを行う。これによって、新規の見込み客を効率的に誘引することができる。

 CCAは認知や興味喚起から新規獲得に至るまで、フルファネルに対応したソリューションとなっているため、幅広く活用が見込まれる。Criteoにとって、クライアント領域拡大につながる重要なプロダクトだ。

運用のコストを抑えながら新規ユーザー獲得を20%増加

 このCCAは、とある総合通販企業が日本国内で初めて導入した。導入にあたっては、運用型広告に強みを持つデジタルマーケティングエージェンシーであるアイレップがフィードの設計やデータベースの構築を行った。

 通常の静的リターゲティングでは、季節ごとの一押し商品やセール商品などが変わる度にクリエイティブを入稿し直す必要がある。一方でCCAにおけるダイナミッククリエイティブは、リアルタイムで更新される各ユーザーの動的な情報をもとに自動生成されるため、運用における人的コストを抑えることができる。

 たとえば、夏季に水着商品の販売数が増えた場合、Criteoエンジンが機械学習テクノロジーを用いて、各ユーザーに最適なビジュアル要素をリアルタイムで選択。コンテンツとクリエイティブ両方における最適化を行う。

 CCAを導入したA社においては、新規ユーザー数が20%増加し、CPAも20%削減と目標のKPIに大きく貢献。また、他メディアにおける類似した新規獲得向けの広告と比較した場合も、より低いCPCでの配信が可能となった(※2018年6月~2019年3月の約9ヵ月間CCA配信を実施)。

 「アイレップは、SEMを中心としたデジタルマーケティング領域で成長してきた企業です。Criteoのプロダクトは私たちのクライアント企業が抱えている課題へのソリューションとしての親和性が高く、Criteo様と取り組みをさせていただいた当初から、成果を出し続けています」(村上氏)

株式会社アイレップ メディアデザインUnit Unit manager 村上祐氏

 アイレップは、Criteoの販売・運用実績を評価するスター代理店制度「Criteo Certified Partners」において、最高ランクのファイブスターを2017年7月から4期連続で獲得している。中村氏は同社について、以下のように評価した。

 「Criteoの導入には、タグとフィード、そしてタグを設定するWebサイトの構造理解など、深い知見が必要です。アイレップさんは、早い時期からCriteoの専任担当者を置いていただき、技術的な理解や運用ノウハウを社内で共有する体制を整えてくださいました。特に、実装から配信、運用までのプロセスの早さが、アイレップさんの強みだと感じています」(中村氏)

総合ECモール「Wowma!」での活用事例を特別公開!

総合ECモール「Wowma!」を運営するauコマース&ライフでは、「Criteo Customer Acquisition」を用いた施策を行ったところ、新規ユーザー獲得数が他社プロダクトと比べ5倍以上になったそうです。気になる事例の詳細についてまとめた資料は、こちらから。


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