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セールスフォース・ドットコム、「Datorama」のマーケティングアナリティクス機能を強化

 セールスフォース・ドットコムは、「Datorama(デートラマ)」のマーケティングアナリティクス機能を強化した。

 「Datorama」は、企業や広告代理店、パブリッシャー向けのマーケティング・インテリジェンスおよびアナリティクスプラットフォーム。売り上げや気象、経済指標といったマーケティング関連のデータを統合し、キャンペーンの実績管理や分析、効果測定を実施できる。

「Social Studio」コネクターの利用イメージ
「Social Studio」コネクターの利用イメージ

 今回発表された機能は、次の3つ。1つ目は「Datorama Marketing Cloud」コネクターである。これにより、クリックのみで「Marketing Cloud」のデータを「Datorama」のプラットフォームにインポートし、キャンペーン効果を重要な指標と照合して確認可能に。レポート作成機能も強化され、インサイトの提案や分析もできるようになる。

 また、新たに提供を開始する「Social Studio」コネクターを活用することで、マーケターは、ソーシャルメディアでの業界トレンドやブランドヘルス、競合他社の発信が、自社のマーケティング活動全体に与える影響の把握が可能。さらにペイドソーシャル、ペイドメディア、サイト分析、売上データやその他のマーケティングや広告データに関する指標と合わせ、「Datorama」上で全体を把握することができる。

 2つ目は、IT担当者や開発者向けのツール群を提供する新しい「Datorama Developer Portal」だ。同機能は、2019年2月に提供を開始した。同機能により、IT担当者と開発者は、インテグレーションやタスクを、自社のマーケティングニーズに合わせてカスタマイズできる。

 3つ目の「Datorama Activation Center」は、「Datorama」が提案するインサイトに基づき、キャンペーン管理やアラートを発信する機能。マーケターは、統合したデータやその分析を、即座に次のアクションにつなげることが可能になる。同機能は、2019年2月よりグローバルで順次提供を開始している。

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2019/02/18 15:00 https://markezine.jp/article/detail/30412

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