ヴァンテージマネジメントは、紙DMプラットフォーム「Posto」において、ver2.0の提供を開始した。
ver2.0の「Posto」は、紙DMのデザインやターゲットリスト作成、印刷、配送注文に加え、ターゲットのリアクションデータに基づいた関心データの紐付けが可能。具体的には、3つの機能を有している。
1つ目の「ターゲットデータ」は、業界や売上高、部門、役職に応じてセグメント化された上場企業部長クラスのターゲットリストから、関心データに基づいて算出されるマッチ度を目安に、紙DMの配信先を選定。キャンペーンに関心をもっている可能性の高いユーザーにターゲットを絞ることにより、より少ないコストでの顧客獲得が実現する。また、既に保有しているリストに対して紙DMを送り、関心データを紐付けることも可能だ。
2つ目の「クリエイティブデータ」は、紙DMのデザインに特化したデザインビルダーを使って、ブラウザ上で入稿データを作成する機能。クリエイティブデータのデザインテンプレートを活用し、文章や画像を差し替えることで、入稿データを制作できる。
3つ目の「リアクションデータ」では、「Postoリアクショントラッカー」のトラッキング技術により、リアクションの件数に加え、どのターゲットがリアクションしたかを把握できる。これにより、リアクションはしたもののクロージングしなかったターゲットに対して、より的を絞ったメッセージでもうひと押しするといった、従来の紙DMでは難しかったマーケティングが実現する。
同社は「Posto」を通して、リード獲得や既存リードへのナーチャリング、クレンジングといったBtoB領域の営業を支援していく。
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