集英社は、電子書籍アプリ「ジャンプBOOKストア!」において、プレイドが提供するネイティブアプリ向け・CX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE for App」を導入した。
「ジャンプBOOKストア!」は、「週刊少年ジャンプ」、「週刊ヤングジャンプ」などの最新人気コミックや懐かしの名作など8,000冊以上の作品を配信している。豊富なラインアップという強みを最大限活かすためには、ユーザー毎の嗜好にあった作品を見つけやすくしたり、タイミングよく提案したりすることで、その人に合わせてアプリ体験の価値を向上させる必要があった。
こうした背景から、集英社は「KARTE for App」の導入を決定。また、同社ではGoogleの提供するBIツール「Google データポータル」で各指標を把握している。「KARTE for App」とあわせて、各種データやツールとKARTEを連携させることができるオプションサービス「KARTE Datahub」も導入し、「Google データポータル」へ連携させることで、KARTEで解析するユーザー毎の詳細な行動データに加えて、売上データやLTV、FQ7などの指標をモニタリングできる体制を整えている。
同社は「KARTE for App」の活用により、作品提案のパーソナライズを進め、ユーザーが「まだ見ぬおもしろいマンガ」に出会える機会を創出することを目指す。
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