究極のプレゼン資料作成術の実践編として、今回は「事業計画の作り方」をテーマに選定し、当社の過去事例を用いながら、資料作成の効率的な進め方を解説していきます。
※本記事は、2019年9月25日刊行の定期誌『MarkeZine』45号に掲載したものです。
なぜテレビCMは15秒で訴求できるのか
一般的に、テレビCMやYouTubeの「バンパー広告」などは、数秒~数十秒という短い尺に、コンパクトに必要な訴求ポイントが詰まっています。サービス紹介のパンフレットも同様です。その一方で、表現の場所がPowerPointに置き換わると、書けるだけの情報をすべて書いてしまう人がいますが、それは大きな間違いです。
伝える側の“たくさんの伝えたいこと”と、聞き手/読み手側が“プレゼン資料で解釈できるほどよい情報量”の最適なバランスはどう折り合いをつければいいのでしょうか? 今回は事業計画の作成プロセスを例に、その実現へのプロセスを解説します。
事業計画を作る理想的なプロセス(1)
まず、事業計画の説明資料が必要となるシーンとしては、(1)投資家(金融機関)から資金調達するケース、(2)社内で実行する事業のコンセンサスを予め取るケース、(3)外部の提携先/取引先に協働プロジェクトの提案をするケース、(4)(上場企業の場合)IR/決算説明会資料/中期経営計画で事業計画を説明するケース、などが想定されます。今回は、経営者がよく直面する(1)投資家(金融機関)からの資金調達シーンを想定します。参考事例として、インフルエンサー・マーケティング領域のパイオニア企業であるタグピク社の事業計画のデザインの一部を掲載します。
プレゼン資料の作成は、「そもそも、誰に一番伝わって欲しいのか」「目的(ゴール)はどこなのか」という点から始まります。資金調達の説明資料の作成シーンもまったく同じで、目的・前提条件の確認からスタートし、以下のプロセスを踏みます。
事業計画を作る理想的なプロセス
ステップ【1】
資料の目的・前提条件を細かく確認する
ステップ【2】
資料の理想的な全体構成(章立て・ページ)をイメージする
ステップ【3】
重要なページをデザインする/プレゼンのテンプレートを固める
ステップ【4】
スケルトン(骨子)を作り、全ページの構成と作業担当者を固める
ステップ【5】
個別のページを埋める
ステップ【6】
全体のデザインバランスを整える
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リライアンス・データ株式会社/KUROKO(リライアンス・データ/クロコ)
「戦略」×「デザイン」×「データ」の3つの要素を軸に、プレゼン領域における様々な高付加価値ソリューションの開発・提供を行う、デザイン思考型のコンサルティングファーム。一見様お断り(完全紹介制)の高品質プレゼン資料作成代行の「KUROKO PPT」やプレゼン資料作成補助ツール「PREZENTATION」などを、成長過...
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