SEO、P4P、クリエイティブ・コントロール
では、ここからは少しスピードを上げていきます。「検索エンジンを販促ツールとして使うこと」を言い換えると、(A)検索の結果表示される画面(検索結果画面)の中で、自社サイトの(B)有利なポジショニング(≒順位)と(C)クリエイティブ・コントロールを行いながら、売上げにつながる見込み客を適切なページに集めることと言えます。
(A)の検索結果画面は、検索エンジン内部の序列付けによって表示される「ランキング部分」(下図の赤色部分)と、検索キーワードごとに出稿されている広告が自動的に表示される「広告表示部分」(下図の青色部分)に二分され、「ランキング部分」において有利なポジショニングを目指す手法を「SEO」(Search Engine Optimization)、「広告部分」に自社サイトを掲載し、効果的な出稿を行う手法を「P4P」(Pay For Performance)と言います(B)。
そしてSEOであれP4Pであれ、検索結果画面の中に自社サイトを紹介するコメントが表示されるのですが、この紹介部分に工夫を凝らすのが、(C)のクリエイティブ・コントロールです。例えば、この連載専用のホームページ(www.○○○.com)をつくり、P4PとSEO施策を行い「SEM」と検索し下図のようになれば見事、広告でもランキングでも1位になったと言えます。
