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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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プロから学ぶアウンコンサルティングの実践SEM講座

第1回 SEMを正しく理解する

SEO、P4P、クリエイティブ・コントロール

 では、ここからは少しスピードを上げていきます。「検索エンジンを販促ツールとして使うこと」を言い換えると、(A)検索の結果表示される画面(検索結果画面)の中で、自社サイトの(B)有利なポジショニング(≒順位)と(C)クリエイティブ・コントロールを行いながら、売上げにつながる見込み客を適切なページに集めることと言えます。

 (A)の検索結果画面は、検索エンジン内部の序列付けによって表示される「ランキング部分」(下図の赤色部分)と、検索キーワードごとに出稿されている広告が自動的に表示される「広告表示部分」(下図の青色部分)に二分され、「ランキング部分」において有利なポジショニングを目指す手法を「SEO」(Search Engine Optimization)、「広告部分」に自社サイトを掲載し、効果的な出稿を行う手法を「P4P」(Pay For Performance)と言います(B)。

Googleの検索結果画面
Yahoo! JAPANの検索結果画面

 そしてSEOであれP4Pであれ、検索結果画面の中に自社サイトを紹介するコメントが表示されるのですが、この紹介部分に工夫を凝らすのが、(C)のクリエイティブ・コントロールです。例えば、この連載専用のホームページ(www.○○○.com)をつくり、P4PとSEO施策を行い「SEM」と検索し下図のようになれば見事、広告でもランキングでも1位になったと言えます。

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販促手法として無視できないSEM

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この記事の著者

梅澤 俊雄(ウメザワ トシオ)

2004年東大法卒。2005年アウンコンサルティング入社。検索エンジンマーケティング(SEM)コンサルタントとしてクライアント支援に尽力。その後、業界別市場予測レポート等、各種レポーティングや執筆に従事。英・仏・露・羅語等を駆使し、各国のネット 動向へアンテナを広げる。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2006/11/15 13:00 https://markezine.jp/article/detail/322

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