ADKマーケティング・ソリューションズ(ADK MS)は、クライアントの意思決定を支援するダッシュボード「ADK RADs(Reporting & Analytics & Decision system)」のβ版を提供開始した。
ADK RADsは、デジタル広告運用に関するデータを統合・可視化・分析することによってクライアントの意思決定を支援するサービス。リアルタイムなデータ提供ニーズや多面的なデータ分析の要請に応え、PDCAの精度・スピードを上げる。
具体的には、各メディアの広告配信データをデイリーで取得してデータベースに蓄積・統合し、多様な切り口で広告効果を分析。俯瞰的な現状把握から個々のメディア別、キャンペーン別のパフォーマンスまでをドリルダウンで分析することで、成功要因と課題を可視化する。
レポートはWebで閲覧が可能なほか、ニーズに応じて3rd PartyデータやCRMデータなど、様々なデータと組み合わせることもできる。そのため、より個々のクライアントビジネスに沿ったカスタマイズレポートも提供可能だ。
同サービスにより、レポーティング作業に費やしていた時間を、今後のマーケティングアクションをクライアントと検討する時間にシフトできるようになる。
なお、ADK内に専任の担当を設置し、2020年よりサービス提供を開始する予定。今後は新機能の追加や、取得データの種類を順次拡充し、多様化するニーズに対応していく。
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