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第106号(2024年10月号)
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事例&データで深掘り!Instagramマーケティングの現在地(AD)

売上貢献度の把握は「広告の健康診断」/花王が明らかにした、Instagram広告の高パフォーマンス

Instagramが広げるセレンディピティに期待

――今回のMMMでは、動画広告をさらに活用していく余地があることが明らかになりましたが、Instagramの活用に関して今後想定されていることを教えてください。

廣澤:Instagramは検索行動そのものを増大させていると感じているので、Instagramならではのクエリ分析や他の検索との連携ができるようになることや、その他にはディスカバリーの役割、セレンディピティを作ってくれる役割に期待しています

倉迫:そうですね。利用者のニーズに合わせて様々な方法で露出できるのが、Instagramの良いところだと思います。ブランドをまだ知らない利用者に対して広告を通じてビジュアルで価値を伝えることもできますし、発見タブからの検索を通じて接点をもつこともできます。日本はグローバル平均と比較して約3倍もハッシュタグ検索回数が多いというデータもあります。

廣澤:ハッシュタグを通じた検索は、これから一層盛り上がってきそうですね。弊社も力を入れていきたいです。こうした機能は他のプラットフォームにも存在しますが、やはりテキストとビジュアルでは情報への接触態度が違うと思う一方で、Instagramではそれを相補的に使っているユーザーもいて興味深いです。利用者がどのように検索活用しているのか、より深く見ていく必要があると考えています。

 それから、この前活用させていただいたストーリーズ広告のアンケートスタンプ機能にも可能性を感じています。インタラクティブ性があるほうがブランドリフトに貢献するという結果も出ていますが、それ以前に、1人のユーザーとして純粋に機能を体験したときに、これはおもしろいと思って。やはりInstagramは見るだけではなく、行動を促すこともできるプラットフォームだと実感しました

花王「キュレル」のストーリーズ広告
花王「キュレル」のストーリーズ広告

――効果測定の面ではいかがですか。

廣澤:今は様々なプラットフォームに広告を出稿することができ、それぞれのユーザーのモードは少しずつ異なっています。購買に関しても、リアル店舗もECサイトもある。複雑な掛け合わせの中でベストプラクティスを探していく取り組みは、永遠に終わらないと思います。

倉迫:広告投資の最適解は、その時代によって変わっていくものです。測定結果を基に予算配分を変えてみて、それが本当に良かったのかを検証していただくまでが1つのサイクルだと考えています。クライアント様の広告出稿がベストの費用対効果で実施できるよう、一層力を入れて支援させていただきたいです。

インタラクティブストーリーズ広告の活用について、事例を紹介しています。詳しくはこちら

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2020/01/20 10:00 https://markezine.jp/article/detail/32596

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