リアルな声を拾える、LINEリサーチの魅力
――LINEリサーチを選んだ理由は何だったのでしょう?
加藤:最大の魅力は、アクティブモニター500万人という規模の大きさです。これはほかの調査パネルではありえない数です。
スマートフォンゲームユーザーの中で、さらに特定の集団となると、出現率がどうしても低くなってしまうのですが、LINEリサーチでは幅広いモニターの中から調査対象者を探すことができるので、十分なモニター数を確保できています。
関根:数だけでなく、モニターの質も評価しています。モニターの中には、アンケートに答えるのが好きで、色々なアンケートを掛け持ちしているような人がけっこういます。毎日なにかしらのアンケートに回答している人の割合が7~8割いる調査パネルも少なくないんですよ。
そういった人の割合が大きいとバイアスがかかってきたりするのですが、LINEリサーチはそういう人が少ない。その点、ほかの調査会社と比べてリアルな声を拾いやすいと感じています。
調査結果をもとにした施策でNPSが20ポイント以上アップ!
――LINEリサーチを活用して、どのような調査を実施されていますか?
加藤:「NPS調査」、「商品の適正価格に関する調査」、ゲームを離脱された方々を対象にした「グループインタビュー」などを行っています。
たとえばNPS調査では、自社と他社のゲームタイトルを比べて、自社ゲームのNPSがどれくらいなのかを相対的に把握しています。そこからNPSを上げるために何を改善すればいいかを導き出し、ゲームの運用改善に役立てています。
具体的には、キャラクターの見た目や動作の軽さ、ゲームのストーリーなど様々な項目の満足度と、それぞれの項目とゲームの推奨度との相関を調査し、マッピングします。そこから、満足度が低いけど推奨度との相関は強いもの、つまり伸びしろが大きく重要度も高い、優先的に改善するべき項目を見つけます。
実際に、あるゲームタイトルで実施したNPS調査をもとに重要改善項目を設定し、地道に改善に取り組んだところ、翌年に実施した調査でNPSが20ポイント以上も上昇しました。SNSでもユーザー様の反応がポジティブに変わっていったのを確認できました。
LINEリサーチのメニュー「スマホリサーチ」とは
コストとスピードを重視した「ライトコース」と、経験豊富なリサーチャーによるコンサルティングを受けながら大規模で複雑な調査ができる「サポートコース」の2種類のメニューがある。いずれも500万人を超えるアクティブモニターに対して、様々な目的に応じた調査を設計することができる。