HubSpot Japanは、HubSpotが提供する各ソフトウェアとアトラシアン提供のJira Software Cloud(以下Jira)が製品連携したことを発表した。
Jiraは企業の製品開発部門で利用されるプロジェクト管理ツールだ。今回の連携により、顧客から企業に寄せられた課題やバグの報告、それに対する開発部門の対応がHubSpot上で一元管理できるようになり、企業のカスタマーサポート(サービス)部門と製品開発部門の連携が可能になる。
具体的には、Jira Software Cloudで作成、更新、追跡、自動化、およびレポートした課題をHubSpotのService Hubと双方向同期することが可能に。さらに、HubSpot上でのJira issue(課題)作成と管理、HubSpotを使った変更通知の自動送信やレポート作成などの機能が利用できる。
これにより、企業は既存顧客に対して必要な状況報告を適切に実施しながら顧客のフィードバックを製品の改善に役立て、新たな顧客開拓を推進することができる。
なお今回の製品連携は、CRMを中核とするHubSpot製品のいずれか(無料版を含む)およびJira(無料版を含む)の双方を利用し、連携の設定をしたすべてのユーザーが利用可能だ。
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