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体験を売るストア「b8ta」が日本上陸 消費者データの見える化でメーカーの抱える課題を解決へ

日本展開では「D2Cブランド」の支援に注力

――日本に展開される際には、D2Cブランドへの出店支援にも力を入れていくと伺いました。

北川:はい。米国ですと、実店舗を持つD2Cブランドも増えてきていますが、日本ではまだそういったフェーズに入っているD2Cブランドは少ないと感じています。D2Cブランドを成功させていくには、サブスクリプションビジネスと同じく「体験」できる実店舗への出店も重要です。ただ、たとえばポップアップストアなど自分たちだけで展開しようと思うと、体力もいりますし、リスクも大きくなります。なので、まずは我々のようなプラットフォームを使っていただいて、試していただくのが良いのではないかと思っています。

b8ta Tokyo – Shinjuku Marui 店舗イメージ。新宿マルイ本館、三菱地所が一部保有する有楽町電気ビルへの2店舗同時出店

b8ta Tokyo – Shinjuku Marui 店舗イメージ
今夏には新宿マルイ本館、有楽町電気ビルへの2店舗同時出店を予定している

北川:しかし、年明けからの不測の事態を受け、当社含め、スタートアップやD2C企業は今、非常に難しい局面を迎えています。そこで、我々として何かできることがないかと考え、スタートアップ、D2Cブランドの出品料をサポートするプログラムなども用意しました(※5月29日現在、募集は終了しています)。

 1社でも多くのブランドをサポートすることで、今リアル店舗でのお買い物を控えているお客様が自由にお買い物を楽しめるようになった際、b8taで新しいテクノロジーや、今まで触れたことのないおもしろい商品やサービスとの出会いを創出し、少しでも日本を元気にすることができればと願っています。

――最後に、今後の展望とMarkeZine読者にメッセージをお願いします。

北川:MarkeZine読者の方には、もしかするとb8ta=オフラインのマーケットプレイスと捉えていただくと、わかりやすいかもしれません。

 b8taは、購買ファネルの「認知」「関心」「検討」部分を一気に担えるプラットフォームだと考えています。会社の大きさに関わらず、どんなフェーズの方にも様々な活用をしていただけるモデルであると自負しておりますので、ぜひ様々な目的でご活用いただけると嬉しく思います。

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この記事の著者

福島 芽生(編集部)(フクシマ メイ)

MarkeZine副編集長。1993年生まれ、島根県出身。早稲田大学文学部を卒業後、書籍編集を経て翔泳社・MarkeZine編集部へ。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2020/05/29 08:00 https://markezine.jp/article/detail/33231

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