ヤフーは、同社が取り扱う顧客データの保護についての助言や活用方法の監視などを通じて、適切なデータ活用を進めていくことを目的に、「データ・プロテクション・オフィサー(データ保護責任者。以下、DPO)」を新設した。
昨今、個人情報保護法の改正など、データ活用におけるプライバシー保護に注目が集まっている。そのような中、同社は、独立性をもってデータ保護を監督する立場が必要であるとの認識を示し、DPOの設置を決定した。
DPOには、小柳輝(こやなぎ あきら)氏が就任。同氏は、2003年にヤフーに入社し法務部、政策企画本部などを経て、2013年に「官民人事交流制度」で経済産業省に入省。データ活用促進に関わる政策の立案・実施、個人情報保護法改正を見据えた政策の立案・実施などに携わる。また2015年にはヤフーに戻り、2016年施行の個人情報保護法改正に向けたプライバシーポリシーの改定などを推進してきた。
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