SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第107号(2024年11月号)
特集「進むAI活用、その影響とは?」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

変わるドコモを象徴する「赤」、「ドコモ2.0」の攻撃的なレッドから新ロゴの「ドコモレッド」に変わるまで

 4月18日に発表された「新ドコモ宣言」では、ブランドを磨きなおし、顧客との絆を深めること、顧客の声を受け止め、その期待を上回る会社に変わることなどがうたわれている。この「新ドコモ宣言」とともに、NTTドコモは、新しいブランドステートメントおよびブランドスローガンを発表。さらに、7月1日から使用が決定している新しいコーポレートブランドロゴとコーポレートカラーも発表された。

 「新ブランドスローガン」の「手のひらに、明日をのせて。」からは、携帯電話という商品を通じて、ユーザーとともに歩もうとする同社の姿勢がうかがえる。しかし、最も注目されるのは、コーポレートブランドロゴの変更だろう。新しいコーポレートブランドロゴには、特別色である「ドコモレッド」を採用し、小文字で「docomo」と表記している。同社は、このロゴによって、未来に向けた無限の可能性とヒューマンタッチ、安心感、信頼感を表現しているという。

「ドコモレッド」を採用した新しいコーポレートブランドロゴ

 これまで、NTTドコモのロゴは黒い文字がメインで使われていたが、新しいコーポレートブランドロゴでは、同社のキャンペーンロゴ「DoCoMo 2.0」と同様、全面的に赤い文字が使われている。しかし、2つのロゴマークを比較すると微妙に赤の色が違う。「金赤」と呼ばれるくっきりとした赤い色が印象的な「DoCoMo 2.0」のロゴで使われている赤よりも、新コーポレートブランドロゴはやや落ち着いた色になっている。

NTTドコモのコーポレートロゴ(左)と「DoCoMo 2.0」のロゴ(右)

 2007年4月に「DoCoMo 2.0」と銘打ってNTTドコモが反撃に出たとき、NTTドコモの夏野剛氏の「他社様はご覚悟ください」という発言が大きな話題を呼んだ。しかし、夏野氏はすでに同社を去る意向を明らかにしている。このやや落ち着いたトーンの赤には、競合他社に反撃するというよりも、ユーザーとともに歩みながら、独自の道を探ろうとする同社の姿勢が表れているかのようだ。

【関連リンク】
NTTドコモの長すぎる苦戦、携帯電話単独でもシェア50%割れは秒読みへ?
「ドコモ 2.0」CMに対するアンケートでわかったユーザーの不満
携帯ユーザーの関心は「機能・イメージ」から「料金」へ、「ドコモ2.0」キャンペーン不発の背景とは?―価格.comリサーチ
NTTドコモ、携帯純増数でイー・モバイルに抜かれる
NTTドコモが語るiモードのコンテンツ戦略と今後の可能性

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2008/04/21 12:40 https://markezine.jp/article/detail/3404

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング