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20~30代の新規会員獲得数が大幅に伸長!GDOがTikTokで大型協賛キャンペーンを仕掛けた訳

TikTokに企業が投稿すべき動画とは

MZ:キャンペーンを通じて意識していたことはありますか。

岡部:今回は、潜在層との接点の拡大に向けて、ユーザーがブランドを認知し、興味を持ち、理解するというフェーズまで到達することを目標にしました。

 そのため、動画のクリエイティブ制作では「TikTokユーザーはGDOスコアを知らない」と仮定し、サービス訴求を強めるのではなく、ゴルフをやらない人でも好意的に見てもらえ、さらにゴルフをやってみようかなという興味やニーズを喚起できるように意識しました。クリエイティブに関しては広告代理店のTORIHADA様の支援に頼った部分が大きかったです。

 さらに、顧客接点の連動を図るため、他の広告キャンペーンやプラットフォームのクリエイティブとは異なる訴求内容でも、TikTokと同じサービスだと印象付けるためのクリエイティブ設計を行いました。

MZ:ゴルフをやらない人でも興味を持ってもらえるクリエイティブとのことですが、TORIHADAはどのように企画を行ったのでしょうか。

株式会社TORIHADA New Media Division 谷 恭兵氏
株式会社TORIHADA New Media Division
営業リーダー 谷 恭兵氏

谷:TikTokはユーザーとの距離が近いプラットフォームなので、コンテンツライクであるものを大前提に作りました。具体的には、動画に起用するキャストに20代から30代に人気のあるTikTokクリエイターを4人キャスティングしました。

 動画内では、その4人がホールを回って、様々なハプニングに遭遇するのですが、その楽しくゴルフをプレイする姿にユーザーが親近感を持てるような内容になっています。また、4人のTikTokクリエイターも仲が良い人同士を集めたり、撮影もスマートフォンで行ったりと、リアルな楽しさがにじみ出るクリエイティブ作りを心がけました。

@gdo_score

GDOスコアは##tiktokスポーツライフ を応援してます。@@ibukidayo8484 @@kyokasan123 @@hyuga.0707 @@_maria.holic_

♬ オリジナル楽曲 - GDOスコア

狙っていた層のアプリ利用者が増加

MZ:今回の協賛によって、どのような成果が得られましたか。

岡部:アプリのインストール数とインストール後の新規会員登録数をKPIとしていますが、ともに良い成果が見られました。インストール数は、前年同時期比138%となり、アプリ経由の新規会員数も前年同時期比で141%伸長しました。GDOスコアアプリ経由の新規会員が新規会員全体の約半分を占めるため、同時期に会社全体の新規会員数も伸長しました。

 また、自社会員全体でみると40代以上がボリュームゾーンなのに対し、このキャンペーン以降アプリ経由の会員は20代~30代の割合が50%超まで伸びており、これが1番大きな成果だと捉えています。

 またこのキャンペーン実施期間とその翌月、運用型広告のパフォーマンス改善が見られました。認知向上を目的とした施策と獲得を目的とした施策を組み合わせて実施することで、獲得数の最大化につながることを実感しています。

谷:スポンサーシップコラボパッケージでは、ブランドリフト調査もセットで付いてくるのですが、その結果も非常に良かったです。ブランド認知は22%、広告の記憶度も12.8%まで増加していたので、非常に良い結果だったと捉えています。

MZ:TikTok For Business Japanから見て、今回の結果が得られた要因はどこにあると思いますか。

河野:クリエイターの今回の投稿が、「TikTokでの普段の投稿に近い形式でゴルフの楽しさを伝えた」ことが大きいと思います。普段TikTokで見かけるクリエイターがゴルフを楽しくプレイする内容だったので、ユーザーにとってネイティブな動画視聴体験をもたらしました。このようにネイティブな形でユーザーに届けることで、アッパーファネルのユーザーの具体的なアクションを引き出していくことができます。

 たとえば、このクリエイティブにより#TikTokスポーツライフのキャンペーンでのゴルフ動画もかなりの数が投稿されていました。ゴルフのレッスン動画からゴルフボールでリフティングをする動画、中にはゴルファー向けのマッサージ動画まで、多岐にわたる動画が投稿されており、GDO様の動画がキャンペーン中のゴルフ動画を増やす要因になったと認識しています。

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新しいもの・ことの訴求に効くTikTok

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2020/10/02 10:00 https://markezine.jp/article/detail/34168

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