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検索ニーズの変化に対応し“偶然の出会い”を創出 「一休.com」サイトリニューアルの狙い

 20周年を迎えたホテル・旅館の予約サイト「一休.com」は、2020年7月にUIを一新。背景にはユーザーの検索ニーズの変化、そしてユーザーファーストの同社の戦略があった。

※本記事は、2020年9月25日刊行の定期誌『MarkeZine』57号に掲載したものです。

20周年の節目でUIを一新

――まずお二人のご担当領域を教えてください。

花房:私と佐藤は、二人とも宿泊事業部とレストラン事業部のマーケティングを兼任で担当しています。ミッションは「一休.com」の売上を伸ばしていくこと。そのために、サイトのUI改善をディレクションしたり、CRM施策を管轄したりしています。

佐藤:私は花房よりもデータ寄りの領域を担当しており、実際に顧客データを分析しレコメンドロジックを考えるところから、それを実際に実装するところまでを担っています。またマーケティング部で生まれた施策アイデアを技術的に落とし込んでいく際には、マーケティングとデータサイエンティストとの間に立ち、ディレクションを担当したりもしています。

株式会社一休 レストラン事業本部 マーケティング部 兼 宿泊事業本部 マーケティング部 佐藤亮介(左)株式会社一休 宿泊事業本部 マーケティング部 兼 レストラン事業本部 マーケティング部 花房みのり(右)

一休 宿泊事業本部 マーケティング部 兼 レストラン事業本部 マーケティング部 花房みのり氏(左)
一休 レストラン事業本部 マーケティング部 兼 宿泊事業本部 マーケティング部 佐藤亮介氏(右)

――今年で20周年を迎えたホテル・旅館の予約サイト「一休.com」は、2020年7月にUIを一新されたとのことですが、どのように変わったのでしょうか?

花房:変更点としては、大きく二つのポイントがあります。まず一つは、サイト上部にある「検索ボックス」のサイズをコンパクトに、かつ目立つデザインに変えたこと。もう一つは、検索ボックスの下部にある、レコメンド部分の変更です。

モバイル版「一休.com」の旧UI(左)と新UI(右)

 このレコメンド部分は、一休の強みでもある、データサイエンスの部分に関わる変更点です。旧UIでも、見る人によって出てくる宿が変わるレコメンド部分はあったのですが、今回、このパーソナライズ領域を拡大するとともに、「東京から2時間×ご飯が美味しい」「東京から2時間×絶景」といった新しい切り口のレコメンドを作りました。

――それぞれどのような狙いがあるのでしょうか?

花房:検索ボックスのほうは、「一休.com」をはじめてお使いいただく方でも直感的に入力がしやすいよう、わかりやすいデザインに変更したというのが一番の狙いですね。細かいですが、アイコンなどもつけて、視認性を上げています。レコメンド部分の変更は、近年の「検索ニーズの変化」が背景にあります。

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この記事の著者

福島 芽生(編集部)(フクシマ メイ)

1993年生まれ。早稲田大学文学部を卒業後、書籍編集を経て翔泳社・MarkeZine編集部へ。Web記事に加え、定期購読誌『MarkeZine』の企画・制作、イベント『MarkeZine Day』の企画も担当。最近はSDGsに関する取り組みに注目しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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