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イベントレポート

DeNAベイスターズ×明石ガクト氏が明かす、動画コミュニケーションの秘訣とは?

言ってほしいことを逆算して質問せよ

 前原氏と明石氏によるプレゼンテーションの後、2名によるディスカッションタイムが設けられた。最初の議題となったのは「動画を制作するのに向いているのはどんな会社か?」という疑問。これに対し明石氏は、動画を作るのに向いている企業のポイントとして「現場や最前線が存在するかどうか」を挙げた。

 「ベイスターズには前原さんのように、球団側の人が産地直送で動画を届けることができるからおもしろい動画が作れると思うんです。球場や選手などの現場にすぐアクセスできるように、現場や最前線が存在している企業には動画を作るチャンスがあると思います」(明石氏)

 続いて、「ファンなどへのインタビューの際、どのように動画に使えるセリフを引き出しているのか?」という質問が来たのに対し、前原氏は次のように答えた。

 「まず、何と言ってほしいのかを自分の中に持っておくことが重要です。そこから逆算して質問を作っていくことで、候補になるセリフが出てくるのだと思います」(前原氏)

 明石氏もこれに対し同意し、「無理やり言わせるんじゃなくて、どういった狙いで取りに行っているのかは持っておくべきです。仮に考えていたものと違ってもよいので」と、事前に欲しいメッセージを想像することの重要性を明らかにした。

 そして最後に明石氏は、今後動画コミュニケーションを行いたいと考えている企業に向けてメッセージを残しウェビナーを締めくくった。

 「動画を作る際はぜひプロデューサー目線を持つことを意識してください。メッセージ性のないオシャレなカラオケビデオみたいな動画にならないよう、何のメッセージを誰に伝えたいのかを考えると、今日のウェビナーを聞いた意味が出てくるのではないかと思います」(明石氏)

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この記事の著者

道上 飛翔(編集部)(ミチカミ ツバサ)

1991年生まれ。法政大学社会学部を2014年に卒業後、インターネット専業広告代理店へ入社し営業業務を行う。アドテクノロジーへの知的好奇心から読んでいたMarkeZineをきっかけに、2015年4月に翔泳社へ入社。7月よりMarkeZine編集部にジョインし、下っ端編集者として日々修業した結果、2020年4月より副...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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2020/11/16 09:00 https://markezine.jp/article/detail/34806

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