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資生堂も活用!アフィリエイトでのブランド毀損を防ぐ、GMO NIKKOの「TRUEアフィリエイト」

アドベリで特許を取得した「TRUEアフィリエイト」とは

――「TRUEアフィリエイト」はどのような経緯で開発することになったのでしょうか。

五十嵐:最初のきっかけは、弊社代表の佐久間が発した「運用型広告ではブランドセーフティやアドフラウドをしっかりやっているのに、アフィリエイト広告はなぜできないんだろう?」という言葉でした。多くの広告主企業様にとって、アフィリエイトは重要な広告の一つになっていると思います。にも関わらず、ブランドセーフティを担保できていないのは、おそろしいことですよね。そこで、「アフィリエイト広告を運用型広告の品質に近づける」という狙いのもと、開発を進めてまいりました。

 またアフィリエイト広告の場合、当然ですが我々だけの開発で解決できるものではなく、ASP各社とのアライアンスが取れて初めて実現できるものになります。そこでASP各社に我々の思いを説明しに行ったところ、主要ASP各社にご賛同いただき、サービスとして実現することができました。

――「TRUEアフィリエイト」の機能や強みはどういったものになりますか。

五十嵐:ワンタグシステム、ブランドセーフティ、コールトラッキングという3つの特徴がありますが、なかでもブランドセーフティ機能が最大の強みだと思います。ブランドセーフティについては特許も取得できています。

アドベリでアフィリエイト広告の運用はどう変わるのか

――ブランドセーフティによって、従来のアフィリエイト広告とはどのように変わってくるでしょうか。

五十嵐:アフィリエイト広告の良いところは、主要メディアだけでなく、個人ブログなども含む多くのメディアに掲載できる点です。しかしこれまで、ブランドセーフティの観点から管理しきれないため、結局小規模のメディアは使わないという判断をせざるを得なくなっていました。それがブランドセーフティツールによって安全性が担保できるようになると、大小幅広いメディアに配信できるようになります。これは、先ほど鈴木さんが言われていたように機会損失を防ぐことにもつながります。

五十嵐:また、これまではアフィリエイト広告を掲載したいというメディアがあったら、そのサイトがふさわしいかチェックをし、問題がない場合はIDの入ったURLを発行して掲載してもらうという形でした。しかしこの場合、一度発行したURLはどこにでも貼ることができるので、本当にチェックしたサイトに貼られているのかがわからない状況でした

 ASPに問い合わせてログを見てもらうことはできますが、膨大な量になるのでそれをすべて人力で行うのは不可能です。また、それまでは美容の記事を書いていたサイトなのに、広告を貼った後にギャンブルの記事が多くなるというように、サイトの内容自体がチェックしたときから変化してしまうリスクもあります。TRUEアフィリエイトでは、現在リンクがどこに貼られているのかがツール上でわかるので、そうした問題を解決できます。

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新規媒体追加の判定精度も向上

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この記事の著者

平田 順子(ヒラタ ジュンコ)

フリーランスのライター・編集者。大学生時代より雑誌連載をスタートし、音楽誌やカルチャー誌などで執筆。2000年に書籍『ナゴムの話』(太田出版刊)を上梓。音楽誌『FLOOR net』編集部勤務ののちWeb制作を学び、2005年よりWebデザイン・マーケティング誌『Web Designing』の編集を行う。2008年よ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2021/01/15 10:00 https://markezine.jp/article/detail/35105

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