1件12円でアプローチ、可能にするのは長年の電話営業ノウハウ
――では、御社ならではの長所やこだわりのポイントは、どんな部分にあるのでしょうか。
1つ目の特徴として、問い合わせフォーム送信の一般的な業界の相場が20~30円と言われる中で「1通あたり12円」という業界でもトップクラスの安さでご利用いただける点が挙げられます。安価であっても、ターゲットリスト、アプローチ原稿の作成は当社が行いますし、内容への修正やご意見は無制限にお受けします。ターゲット先の変更や商材変更にともなう費用も一切かかりません。
あまりの価格の安さに、「何故そんなに安くできるのですか?」と聞かれることも多いのですが、他社と比べて安くしたわけではなく、お客さまが取り組みたいと思える価格、サービスの最適価値を考えて出した価格が、結果として他社と比べて安くなっただけなのです。
それを可能にしたのは14年にわたり電話営業で積み上げてきた経験です。電話営業におけるトークは問い合わせフォーム原稿作成に生かせますし、営業リスト作成に対する知見ももっています。培ってきたリソースやノウハウがそのまま転用できるので、12円でのサービス提供が実現できているというわけです。
2つ目は、“手作業で”問い合わせフォーム送信を行う点です。他社のサービスでは、フォーム送信にプログラムやAIロボットを使っていたりしますが、この場合コストは落ちても、使用するリストによってはロボット認証が突破できず送信成功率が低くなったり、フォームに入力する内容を機械が間違ったまま配信したりするなどのデメリットが生じることがあります。
たとえば、日本でコーポレートサイトに紐づく問い合わせフォームは、私たちが確認できるもので50万サイトほどあります。問い合わせフォーム営業をするところが増えても、この母数が大幅に増えることはありません。ですが、多くの企業がそこに対し送っているので、自然と1日あたりに受信する数も増え、送るのをやめて欲しいと考える人も増えますよね。
そこでセールスお断りの問い合わせフォームも増えているのですが、ロボットによる送信だとそれに気づかず送ってしまい、クレームや企業の信頼を毀損する可能性もあります。我々は常にリストの管理を行い、セールスお断りの企業にはアプローチしないよう細心の注意を払っています。これらの対応による送信成功率の高さも我々の強みになっていると考えています。
また問い合わせフォーム営業では、営業後のアフターフォローがとても大切になってきます。問い合わせフォーム送信で獲得した問い合わせに対し迅速に対応をしなければ、せっかく獲得したリードを逃してしまう場合もあります。私たちはそこに対してもサポートしています。
――問い合わせは、どういう企業から受けることが多いですか?
大手企業から中小企業まで、幅広くお問い合わせいただいています。先ほどお話ししたように、エリアに限定のないサービスを提供し、対象先が幅広い企業様が多いです。代表的な事例だと、IT関連やWeb系のインターネット広告やSEO支援、人材サービスなどは相性が良いです。あとは最近だと、新型コロナウイルス対策関連の商材やサービスを提供している企業からのお問い合わせ機会が急増していますね。