電通デジタルと電通国際情報サービス(以下、ISID)、電通アイソバーは、マーケティング領域を起点としたDX基盤構築において、クラウドソリューションのインテグレーション業務および活用業務支援を行う専門人材400人規模のグループ横断組織「Dentsu DX Ground(電通DXグラウンド)」を立ち上げた。
3社は、同領域における各社の専門人材を集約することにより、大規模化・複雑化するクラウドソリューションの構築・運用やデータ活用の高度化を最適な形で提案し、企業のDX推進に向けたインテグレーション強化を実現する体制を構築したという。
企業におけるデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)は急速に進んでおり、その基盤となるシステム整備が急務となっている。特に社会状況や消費者心理の変化にともない、素早い対応が求められるマーケティング領域のデジタル化において、Salesforce Customer 360、Google Cloud、アマゾン ウェブ サービス(AWS)、Adobe Experience Cloudなど、多機能かつ利便性の高いクラウドソリューションまたはサービスが採用される傾向がある。
しかし複数のクラウドソリューションを組み合わせたマルチクラウド化や、既存システムとの複雑なインテグレーションなど、システムの構築や運用業務は高度化しており、専門人材の量的・質的な不足が目立っているため、同組織の立ち上げに至った。
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