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COLUMN

「#家計簿公開」「#大人の発達障害グレーゾーン」から浮かび上がる、消費者欲求の新たな兆し

キーワードから導かれる消費者欲求の兆し「告白エール」

 「#家計簿公開」「#大人の発達障害グレーゾーン」という2つのキーワードから、「告白エール〜劣等感や悩みを抱く人たちの告白にエールを送ろう〜」という消費者欲求の兆しが見えてきました。これまで公にするには躊躇した抵抗感のあることも勇気を出して公開し、たとえ少数でも応援してくれる人たちからの励ましを集めようとする、という兆しです。

 家計簿や発達障害という、一見しただけでは関わりの薄そうな事柄の裏に、両者をつなぐ新しい消費者欲求の芽が育っていました。

 さて、ここでワークショップ・クエスチョンです。あなたがエールを送れそうな劣等感や悩みを抱く人たちの告白がないか探してみましょう。

 この「告白エール」のような兆しを、この「ソーシャル・スプラウト」では合計9つ発見して掲載しています。

 ソーシャルリスニング分析というツールを使っても、単に目新しい事象を探すだけでは良いアイデアは導けません。意味のあるキーワードを設定すること、そのための努力を惜しまないことで、SNSという膨大な情報の大海から数多くの優れたアイデアを得ることができるのです。

 ソーシャルリスニング分析を、企業活動の結果の確認にばかり使うのではなく、アイデア開発に積極的に活用して、マーケティング活動に役立てましょう。

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この記事の著者

大松 孝弘(オオマツ タカヒロ)

株式会社デコム 代表取締役
大手広告会社を経て、2002年デコムを創業。2006年に日本初のインサイトリサーチに関する書籍「図解やさしくわかるインサイトマーケティング」を上梓する。株式会社デコムは、設立以来、一貫してインサイトリサーチによるアイデア開発を提供。著書に『「欲しい」の本質~人を動かす隠れた心理「インサイト...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2021/08/18 08:00 https://markezine.jp/article/detail/36895

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