後に使えるように撮っておく
とくにコンセプトを持ってない場合でも、状況によっては後で使える素材が撮影できるという場面も少なくありません。これは使える素材が撮れると感じたらなら、何枚か撮影しておく習慣をつけておくといいでしょう。日常的にカメラを持ち歩き撮り溜めておけば、素材写真のストックが増えていきます。
旬の時にしか撮れないもの、たとえば花などの植物や季節ごとのお祭、歳時記に関することは、気がついたその時に撮影しておきたいもの。その時には、必要ないと思っても案外後になって、必要となり後悔するということも少なくありません。
縦位置と横位置の両方で撮影しておくと、レイアウトの時に使いやすいほうを選べるので便利です。ある程度写真の使い方が決まっているのであれば、それに合わせた構図で撮影をしておくといいでしょう。画面のスペースの空け方も左右、上下とパターンを変えて撮っておくことで複数のバリエーションから写真を選択することができます。
単に撮っておけばいいというわけではなく、後に「素材として使える写真」となるように仕上げておくことが大事です。撮ることだけを考えるのではなく、画像として使う段のことも意識しながら撮影するという姿勢を持つようにするといいでしょう。

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