事業に貢献する成果を多数実現!
MZ:では、タイアップによって得られた成果を教えてください。
山﨑:たまむすびに関しては、全国から100件近いお問い合わせをいただきました。先ほどお伝えしたように1,000文字近くのものもあって、本当にネットショップで困っているリスナーからのお問い合わせがほとんどでした。テレビCMでも「電話で相談できる」訴求をしていますが、まさに電話で相談してネットショップを開設する様子を見届けられました。普段のマーケティング活動で得られたリードとは別物で、顧客の姿がはっきりと見えました。
阿部:きちんとSTORESの開設サポートの方が1件1件の問い合わせに細かく対応していたことが、これだけの数になった要因だと考えています。また、赤江さんと竹山さんも番組きっかけでネットショップを開設した方のお店のコーヒーを飲んでいるなど、非常に番組と密接した企画になったと思います。
山﨑:かまタクに関しても商品が2,000点以上売れて、非常に反響が良かったです。購入するとランダムで缶バッジが付いてくるんですが、SNS上で交換希望や当たった缶バッジの写真に関する投稿が集まり、リスナー間で盛り上がりを見せていました。ショップデザインから「タクシーでロケをする番組コンセプト」がリスナーの外側にも拡散されて、番組に興味を持つきっかけを作れたのも嬉しかったです。

リスナー、パーソナリティ、スタッフが楽しめるノリを作る
MZ:今回の事例を通じて得られた気づきはありますか?
山﨑:タイアップ企画も通常回のノリで、リスナーやパーソナリティ、スタッフみんなで楽しめることが非常に重要だと感じました。ネットショップを開設したお店にリスナーが訪問したり、番組グッズを購入することでより愛着が湧いたり。STORESが何かを仕掛けるというよりは、もともとある番組コミュニティを盛り上げるために、STORESがお手伝いさせていただいた感覚です。
阿部:たまむすびのプロデューサーを離れて営業になり初めて携わった企画なのですが、これまで番組制作で培ってきたことがどう提案に活かせるのかに気づけました。今回はリスナーの方が実際にネットショップを開設したり、眠っていたSTORESのショップを掘り起こしたりと、動いている様子が見えました。そういった動きを生むために必要なことが理解できたように思います。
内田:リスナーとの共感を生むものとして、グッズが大きな意味を持つことに今回の取り組みで気づくことができました。特に今回は制作中の過程も番組のノリに合わせて伝えることで、ストーリーもリスナーに見せることができたので、非常に良かったと思いますし、今後も活かしたいです。
MZ:では、最後に今後の展望を教えてください。
山﨑:STORESにはキャッシュレス決済や予約システムなど、ネットショップ以外にも支援できるサービスがあるので、ラジオ特有の熱狂的なコミュニティを盛り上げながら様々な企業やお店のDXの支援につながる取り組みが今後もできるといいなと思います。
阿部:今回山﨑さんと良い出会いがあったので、今後もTBSラジオ×STORESで良い関係が作れたらと思います。まだグッズやイベントに関するノウハウ・知見が足りない部分があるので、そこのご支援をいただきつつ、今後も様々な番組で企画をご一緒できたらうれしいです。
内田:今回でかまタクとSTORESの関係が生まれたので、今後もかまタクの公式ネットショップを通じてリスナーとSTORESをつなげていきたいです。
