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SEO初心者が知っておきたいGoogle機能の基礎知識

画像に動画にマップ! 「ユニバーサル検索」の基礎知識

画像や動画など限定して検索できる「バーティカル検索」とは

 ユニバーサル検索をもう少し理解するためには、「バーティカル検索」も押さえる必要があります。バーティカル検索とは、画像なら画像、動画なら動画と対象を限定した検索になります。バーティカルは垂直を意味し、全体から対象のみを垂直に検索するイメージをもっていただければと思います。

 バーティカル検索の種類は2022年現在、以下の8種類があります。

・画像
・動画
・地図
・ショッピング
・ニュース
・書籍
・フライト
・ファイナンス

 具体例を同じく「パンダ」で見ていきましょう。

(上)画像検索、(下)ニュース検索
(上)画像検索、(下)ニュース検索
(上)動画検索、(中)ショッピング検索、(下)書籍検索
(上)動画検索、(中)ショッピング検索、(下)書籍検索
(上)フライト検索、(下)ファイナンス検索 ※これらはパンダに限りません
(上)フライト検索、(下)ファイナンス検索
※これらはパンダに限りません

 このようにバーティカル検索では、画像であればパンダに関する画像のみが表示されるようになっています。また、このバーティカル検索の一部がユニバーサル検索として、1つの検索結果にまとまって表示されるのです。

 画像だけのように目当てのものが定まっている場合は、このバーティカル検索は便利なのですが、多くのユーザーにとっては、まとめて検索できた方が便利なため、このようなユニバーサル検索の形になったものと思われます。

 整理すると、検索機能には「ユニバーサル検索」と「バーティカル検索」の2種類があり、画像や動画のような特定の対象のみを検索するバーティカル検索と、そうしたバーティカル検索を混ぜ込んだユニバーサル検索(一般的な検索結果)に分かれるのです。

次のページ
ユニバーサル検索におけるバーティカル検索の表示のされ方

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この記事の著者

青木 創平(アオキ ソウヘイ)

 ナイル株式会社 SEO研究所所長。大規模データベース型サイトなどの技術的に複雑なSEOのプロジェクトや、BtoBのサービスサイトにおけるオウンドメディアマーケティングなどを担当。2021年からはSEO研究所を立ち上げ、より成果に貢献するSEOを追求している。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2022/03/16 09:30 https://markezine.jp/article/detail/38008

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