そもそも「ユニバーサル検索」とは?
こんにちは。ナイル株式会社の青木です。
前回は「構造化データ」についてご紹介しました。検索結果には様々な機能が増えており、いかにユーザーの目に留まり、クリック率を上げていくかは重要なポイントです。構造化データはそうしたクリック率の改善に対し、有効な施策といえます。また、構造化データは検索エンジンにページ内容を伝える役割をもっており、ユーザー、検索エンジンのどちらにも有効な施策でした。
第6回で紹介する「ユニバーサル検索」は、導入自体は2007年と10年以上前で、今ではすっかり馴染みのある検索結果ですが、その検索結果からは様々なことをくみ取ることができます。
ユニバーサル検索とは、Googleが開発した検索結果画面においてWebページのURL以外のコンテンツも検索結果に表示する機能のことです。
簡単に説明すると、検索結果に青いリンクだけでなく、画像や動画そしてニュースのようなコンテンツを必要に応じて検索結果に表示する機能と認識していただければと思います。また、こうした検索結果のことを、一般的には「混ぜる」を意味するブレンデッドサーチと呼びます(細かいですがGoogleにおけるブレンデッドサーチがユニバーサル検索となります)。
実際に例を見ていただいた方がわかりやすいので、「パンダ」の検索結果を見てみましょう。
「パンダ」と検索すると、通常の青いリンクの検索結果の他に、上記のようなニュースや動画、画像が表示されておりますが、こちらがユニバーサル検索によって表示されている結果となります。